北川景子と永山瑛太が共演する金曜ドラマ「リコカツ」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)の第1話が15分拡大で4月16日に放送。スピード結婚をした咲(北川)と紘一(永山)が、価値観の違いから早々に離婚を決意する様子をコミカルに、テンポよく描き、Twitterの国内トレンド1位を獲得した。 (以下、ネタバレがあります)

■交際ゼロ日で結婚からリコカツがスタート

同作は、現代ならではの価値観と時代が変わっても普遍的な男女のもめ事を、離婚に向けた活動=リコカツというキーワードを通じて描き出す、“離婚するかもエンターテインメント”。

ファッション雑誌の優秀な編集者である咲は、5年付き合っていた弁護士の貴也(高橋光臣)に結婚の意思がないことが分かり、失意のなかで職場の後輩・なつみ(大野いと)と出かけた雪山で遭難してしまう。そんな咲を救助したのが、航空自衛隊航空救難団メディックに所属する紘一だった。

それをきっかけに初めて2人で会った時、別れ際に紘一は突然「結婚してください!」とプロポーズ。続けて「今まで何度も結婚を勧められてきましたが心が動かなかった。でも今なら分かります。あなたに出会うためだった」という言葉に咲は号泣。咲はそんな紘一にかけてみようと思い、交際ゼロ日でスピード結婚した。

紘一の熱いプロポーズは視聴者も魅了。だが、現代的で自由な家庭で育ち、ファッションセンスのある咲と、厳格な自衛官一家で育ち、自衛隊用語を日常でも発する堅物人間の紘一は、生活様式や価値観の違いがあらわになり、けんかに発展。離婚を決意するにいたった。

ところが、紘一の母・薫(宮崎美子)が父・正(酒向芳)と熟年離婚を考えていることが分かり、タイミング的に言い出せなくなってしまうという展開に。

SNSでは、永山が野太い声で演じるクセが強めの紘一に「面白すぎる」と反響があると共に、北川の変わらぬ美しさを称賛する声が多数上がった。


■美しさゆえの悩み…キュンとするラスト

物語後半は、その“美しさ”がポイントに描かれた。

編集部の後輩・ユミ(武田玲奈)に、パワハラをされたと会社に訴えられ、咲は担当していた企画を外されてしまう。咲の企画ばかり採用されることに不満を持っていたユミは「顔で仕事もらえてるくせに、偉そうにしないでくださいよ」とキツい言葉を放った。

紘一とのけんかでも「外見は超一流の君が誇る“中身”とはいったい何だ?」と言われ、外見第一で選ばれたのかと思った咲。実は、陰で努力をしていたのだが、幼少期から見た目でひいきされていると言われ続けてきた。元彼の貴也だけは、その努力を認めてくれていた。

会社を飛び出して、雨が降る中で佇んでいると、後ろからそっと傘を差し出したのは、なつみから連絡をもらった紘一だった。先の発言を謝罪する紘一を振り切って走り出すが、歩道橋で足を滑らせ、紘一が身を挺して守った。

「こんなことしなくていいのに。私たち、離婚するんだから」と言う咲に、紘一は「まだ…君の夫だ」と答え、抱きしめるというラストだった。

紘一は、男は女を守るものという古風な考えの持ち主であることは最初から描かれてきた。クセの強さにどこか隠れていたが、結婚した咲を守る決意はしっかりとしていた。米津玄師が担当する主題歌「Pale Blue」が流れる中でのラストシーンには、「キュンとした」「泣いてしまった」「主題歌も相まって最高だった」といった感想が寄せられた。

面白さと胸に迫るシーンの緩急があるバランスは多くの視聴者の心をとらえ、放送後にTwitterの国内トレンド1位に躍り出た。咲と紘一、紘一の両親だけでなく、咲の両親や姉も家庭に違和感がありそうで、これからの展開に期待が高まっている。


■4月23日(金)放送 第2話あらすじ

紘一の母・薫が離婚届を残して家を出て行った。2人で緒原家に駆けつけると、父・正は心配するでもなく、咲に当たり前のように夕飯の支度を要求。そんな義父の態度にも、それをなんとも思わない様子の紘一にも、咲は腹を立てる。

翌日、咲は編集長の大崎(松永天馬)から、ラルフローレンの新連載の企画を聞く。連載を依頼する吉良夫妻を招いてパーティーを開くので、咲にも夫婦で出席してほしいという。成功させれば外されていた企画の担当に復帰するチャンス。パーティーは苦手だと渋る紘一を「離婚後に自活するには、仕事は大事。これもリコカツ!」と説得する。

その数日後、紘一は隊長の重森(菅原卓磨)から、今年のバーベキュー大会には夫婦で参加するよう念押しされる。しかし、パーティーと同じ日であることに後で気づいて、咲と大げんかになる。