5月23日(日)の「世界一の九州が始まる!」(毎週日曜朝10:15-10:30、RKB毎日放送ほかJNN系九州各局)は、宮崎牛の自然放牧で“ただ自然な牛肉”を追求する延岡市の牧場を取材した「私たち山頂育ち!自然放牧和牛」を放送する。MRT宮崎放送製作。

標高645mに位置する宮崎県延岡市の鏡山(かがみやま)牧場。広大な敷地で育てられているのは、約100頭の黒毛和牛だ。自然放牧でのびのびと育てられている。宮崎で牛といえば“霜降り”の宮崎牛だが、鏡山牧場の牛は、サシの少ない“赤身肉”だ。

その赤身主体の肉を「ザ・肉です」と表現するのは、広島県出身の八崎秀則・株式会社鏡山牧場代表(46歳)。現在でも広島にある園芸資材会社の代表を務めているが、農家に人たちと話をする中で、畜産に取り組みたいという思いが芽生えた。

牧場を探す中、鏡山のロケーションに一目ぼれ。2016年に延岡に移住、翌年鏡山牧場を設立した。延岡に来るまで牛に触ったこともなかったそうだが、宮崎大学農学部で畜産を学んだスタッフらと試行錯誤しながら現在の規模に成長させた。

放牧し牧草を食べさせて飼育した牛は「グラスフェッドビーフ」と呼ばれ、サシの少ない肉となるが、鏡山牧場の牛の血統は宮崎牛と同じであるため、ほどよくサシも入る赤身肉になるという。

その飼育方法は、動物らしい生き方をさせようという国際理念「アニマルウェルフェア」にも合致し、東京五輪への食品提供規格でもある「JGAP」も取得。国内外への販路を広げたいと意気込んでいる。

霜降りと一線を画す、理想の赤身肉生産に取り組む鏡山牧場の取り組みに迫る。