男性会社員による育児休業(以下「育休」)体験記を映像化したWOWOWオリジナルドラマ「男コピーライター、育休をとる。」が、2021年7月9日(金)よりスタートすることが決定。併せて、本作の主演をWOWOWドラマ初主演となる瀬戸康史が務めることも明らかになった。

本作は、コピーライターの男性会社員が体験した不安や奮闘、面白さに満ちた「育休」の6カ月を、笑いと涙でつづったハートフルコメディー。日本で働く男性のわずか7%しか取得していないという育休のリアルに、コピーライターの視点から描いていく。

原作は、育休取得への道のりや育休中の生活、職場復帰の問題といった諸問題について、コピーライターならではのユーモアあふれる文体で洞察した魚返洋平の同名エッセイ。紙媒体の単著としては日本初となる男性会社員の“育休体験記”が、今回満を持しての映像化となった。

主人公の魚返洋介役を演じるのは、近年俳優として新たな境地を見せている瀬戸康史。WOWOWドラマ初主演となる彼が、男性の育休取得がまだ当たり前と言えない日本社会において「保活」「パパ友づくり」「育児分担」などの難題に四苦八苦しながら奮闘する主人公を熱演する。

また、脚本は映画『ヒキタさん!ご懐妊ですよ』(2019年)で話題と共感を呼んだ細川徹が、監督は斬新な映像表現でコミカルの新感覚を生み出す鬼才・山口淳太(ヨーロッパ企画)が務めることも決定。各界の才能がどんなアンサンブルを展開するのか注目だ。

■WOWOWオリジナルドラマ「男コピーライター、育休をとる。」あらすじ

魚返洋介(瀬戸康史)は広告代理店に勤めるコピーライター。妻・愛子から妊娠を告げられ喜びに浸るも、ふとしたことがきっかけで6カ月の育児休業(以下「育休」)の取得を決意。半年という長期間の育休は社内では未踏の領域。綿密な移行プランを設計し、不安を胸に上司の浜崎に育休取得を申し出るが…。

そして娘の誕生に感激するのもつかの間、波乱の日々が幕を開ける。後輩のサポートも、労働時間のルールもない限界ギリギリの育休。混沌とした日々を送る中で、次第に現実と妄想の境界を見失っていく。しかし同時に、それは今まで知ることがなかった新しい世界との出会いでもあった。

保活、パパ友づくり、育児分担など、次々と襲い掛かってくる難題。不器用な苦闘を経て、育休を終えた魚返の前に広がっていた景色とは…。


■魚返洋介役・瀬戸康史 コメント

――本作のオファーを受けた際のお気持ちや、ドラマのテーマとなる「育休」についての思いを教えてください。

「育休」のリアルとはこれなんだと、思い知らされました…(笑)。育休というと幸せな様子が多く描かれる印象でしたが、この作品は大変さの方にスポットを当てた作品です。そこを丁寧に描くことで、赤ちゃんが笑ったり、赤ちゃんが寝た後に夫婦でくだらない話をしたり、そういった小さな幸せを実感し、噛み締める作品だと思います。

――視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。

この作品で僕演じる魚返は、最後までそんなに成長はしないのですが、何かに気付く物語です。それは、支えになってくれる存在がいるって幸せなことなのだということや、当たり前かもしれませんが、その人の事を大切に、思い合って生きていけたらということなどです。ご覧になる皆さんにも、この作品を通して何かに気付くきっかけになれたら嬉しいです。


■脚本・細川徹 コメント

このドラマのテーマは「育休」です。「育休」のシーンがあるドラマは、これまでもあると思いますが、ある夫婦の育休のはじまりから、終わりまでの半年、つまり「育休」だけで、作られたドラマは、初めてかもしれません。

夫婦に子供が生まれて、生活が変わったり、変わらなかったり、当たり前のことしか出てきませんが、そんな当たり前の素晴らしさと面白さが描ければ良いなと思いながら、脚本を書きました。いい気持ちで、寝る前に見られるそんなドラマになっています。

今回、久しぶりに、脚本だけの参加なので、監督の山口さんがどんな演出で、映像にするのか、瀬戸さんが、どう演じるのか、想像しないで、完全に視聴者目線で楽しみにしています!


■監督・山口淳太(ヨーロッパ企画) コメント

原作を拝読した時に、「育休を開業しよう」というキーワードを見つけ、素晴らしい発想の転換だと思いました。そして、育休で「お休み」している人を描くのではなく、育児「開業」、ある意味仕事よりも過酷なその「業」をポップに描くドラマにしようと決めました。

とにかく笑えて、思いっきり泣ける、誰もが楽しめるエンターテインメント作品に仕上げたいと思っております。見どころは、主演の瀬戸康史さんが、救いようがないぐらい不器用な男を演じてくださっているところ。ぜひご期待ください。