毎週日曜夜7:00より、BS12 トゥエルビにて放送中の「日曜アニメ劇場」。このほど、5月に放送される豪華なラインナップが発表され、「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」など、2010年代を彩った名作を中心に計4作品の放送が明らかになった。

毎回劇場版アニメや長編アニメを中心に、映画、OVA(オリジナル・ビデオ・アニメーション)、テレビ用に編集されたスペシャル版などを放送している「日曜アニメ劇場」。4月は「機動戦士Zガンダム」の劇場版3部作を一挙放送するなど、多彩なラインナップが話題となっている。

5月は吉浦康裕監督作「サカサマのパテマ」や、「この世界の片隅に」で知られる片渕須直監督が手掛けた「マイマイ新子と千年の魔法」に加え、アニメーション制作チーム「超平和バスターズ」が手掛けた2作品を放送。

中でも、「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」の2作品は、3月に同枠で放送された「空の青さを知る人よ」と併せて“秩父三部作”と呼ばれており、今回満を持しての放送となる。


■5月9日(日)放送 「サカサマのパテマ」あらすじ

かつて地上で起きた大異変により、多くの人々が「空に落ちた」国・アイガ。少年・エイジ(CV:岡本信彦)は、空を忌み嫌うこの世界を嫌い、夜明け直前の“空”を見上げていた。すると、彼の目の前に突然“サカサマの少女”が現れる。

パテマ(CV:藤井ゆきよ)と名乗る彼女は、地下世界から「降って」きたため、“空”に落ちてしまわないよう必死にフェンスにしがみついていた。エイジが彼女を助けようと手を握った時、彼女に引っ張られるように二人は空へ飛び出していく。

恐怖に慄くパテマと、想像を超える体験に驚愕するエイジ。この奇妙な出会いは、封じられた“真逆の世界”の謎を解く禁断の事件だった。その頃、アイガの君主・イザムラ(CV:土師孝也)の元に「サカサマ人」が現れたとの報告が届く。イザムラは、治安警察のジャク(CV:安元洋貴)に捜索を命じるのだった。


■5月16日(日)放送 「マイマイ新子と千年の魔法」あらすじ

ゆったりとした自然に囲まれた山口・防府の国衙。平安の昔、この地は「周防の国」と呼ばれ、国衙遺跡や当時の地名が今も遺されている。物語の主人公は、この町の旧家に住み、毎日を明るく楽しく過ごす小学3年生の少女・新子(CV:福田麻由子)。

新子はおじいちゃんから聞いた千年前のこの町の姿や、そこに生きた人々の様子に思いを馳せるのが大好き。“想う力”を存分に羽ばたかせ、さまざまな空想に胸をふくらませる新子は、平安時代の小さなお姫様のやんちゃな生活でさえも、まるで目の前の光景のように生き生きと思い起こしていた。

そんなある日、東京から転校生・貴伊子(CV:水沢奈子)がやってきた。都会とは大きく異なる田舎の生活になかなかなじめない貴伊子だが、好奇心旺盛な新子は興味を抱き、お互いの家を行き来するうち、いつしか二人は仲良くなっていく。

一緒に遊ぶようになった新子と貴伊子は、同級生のシゲル(CV:中嶋和也)やタツヨシ(CV:江上晶真)らと夢中になってダム池を作る。そして、そこにやってきた赤い金魚に、大好きな先生と同じ「ひづる」と名前をつけ、大切に可愛がるようになる。

やがて新子たちは、学校が終わるとこのダム池に集まって過ごすようになっていたが、ふとしたことから「ひづる」が死んでしまい、それを機に仲間たちとの絆も揺らぎ始めていく。そんな中、新子は「ひづる」そっくりの金魚を川で見かけたという話を聞き、貴伊子や仲間たちと金魚探しを始める。


■5月23日(日)放送 「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」あらすじ

子供の頃、いつも一緒にいたじんたん(CV:入野自由)、あなる(CV:戸松遥)、ゆきあつ(CV:櫻井孝宏)、つるこ(CV:早見沙織)、ぽっぽ(CV:近藤孝行)、めんま(茅野愛衣)の仲良し6人組。だが、めんまが事故死したことを機に彼らの間に距離が出来てしまう。

それから時は経ち、じんたんたちは高校生となっていたが、子供時代の事故をきっかけに心を閉ざし離れてしまった。そんな夏のある日、事故で死んだはずのめんまが彼らの前に現れる。だが、彼女は戻ってきた理由を覚えていなかった。

彼らはその“理由”を探すためにもう一度集まり、止まっていた時間が少しずつ動き始める。彼女は何故戻って来たのか? それは彼女が願ったひと夏の奇跡だった―。


■5月30日(日)放送 「心が叫びたがってるんだ。」あらすじ

幼い頃、何気なく発した言葉によって、家族がバラバラになってしまった少女・成瀬順(CV:水瀬いのり)。順は突然現れた“玉子の妖精”から二度と人を傷つけないようにとお喋りを封印され、「言葉を発するとお腹が痛くなる」という呪いをかけられてしまう。

トラウマを抱えた順はそれ以来心を閉ざし、いつしか携帯メールが唯一のコミュニケーション手段となっていた。時は経ち高校2年生になった順は、ある日担任から「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命される。

一緒に任命されたのは、本音を言わない無気力な坂上拓実(CV:内山昂輝)、甲子園を期待されながらヒジの故障で挫折した元エース・田崎大樹(CV:細谷佳正)、恋に悩むチアリーダー部の優等生・仁藤菜月(CV:雨宮天)という全く接点のない3人のクラスメート。彼らもそれぞれ心に傷を持っていた。

担任・城嶋先生(CV:藤原啓治)の思惑により、交流会の出し物はミュージカルに決定するが、クラスの誰も乗り気ではない様子。そんな中、拓実だけは「もしかして歌いたかったりする?」と順の気持ちに気づいていたが、順は言い出せずにいた。

「だんまり女にミュージカルなんて出来るはずがない」と揉める仲間たち。自分のせいで揉めてしまう姿を見て順は思わず「わたしは歌うよ!」と声に出していた。そして発表会当日、心に閉じ込めた“伝えたかった本当の気持ち”を歌うと決めたはずの順だったが…。