芳根京子が主演を務める映画「Arc アーク」(6月25日[金])の予告映像と本ポスタービジュアルが解禁された。本作は、「愚行録」、「蜜蜂と遠雷」で国内外より注目される石川慶監督の待望の新作で、人類にとって全てが初めてとなる不老不死の世界を描いた、驚嘆と不思議(=センスオブワンダー)に彩られた壮大なるエンターテインメント作品だ。

今回公開された予告映像では、芳根演じる人類史上初めて永遠の命を得た女性・リナの長い長い人生の一部を垣間見ることができる。

そう遠くない未来を舞台に、人類は必ず訪れる”死”への抵抗を試みていた。そんな中、自由を求めて生きていたリナは「プラスティネーション」という遺体を美しい姿のまま永久に保存する技術の第一人者であり、彼女の人生の師となるエマ(寺島しのぶ)と出会う。リナは彼女の元で初めて「プラスティネーション」の技術に触れ、次第に才能を発揮していく。

一方、エマの弟である天音(岡田将生)はストップエイジングによる不老不死の技術を完成させる。この世紀の発明を世間に発表する記者会見で天音は、不安を抱えるリナの手を優しく包み込む。やがて天音と恋に落ちたリナは、彼と過ごす人生で一番幸せな瞬間で歳を重ねることを止め、永遠の若さと命を得る決心をする。

しかし、このストップエイジングの技術は「持つ者」と「持たざる者」に世界を二分してしまうことを意味しており、賛否両論が巻き起こり社会は混乱に陥る。だが、リナは「これからは私が自分の生き方でそれを証明していきます」と力強く宣言する姿が映像では印象的だ。

■SFの王道テーマを描きながらアナログな世界観も

さらに、本作では不老不死というSFの王道テーマを描きながらも、映像からは普遍的な自然やレトロな建築物を存分に活かしたロケーションが広がり、むしろどこか懐かしいアナログな世界観が見てとれる。
挟み込まれるモノクロの映像では、風吹ジュン、小林薫といった名優らが本作の鍵を握る老夫婦として登場し、リナの人生に大きな影響を与えていく様子が伺える。

映像は「自由に生きなさい。わなにかからないように…」という気になるエマのせりふで締めくくられ、リナが経験する社会や生き様の変化、そして愛する人との出会いと別れが、コロナ禍で変化を余儀なくされ、日々新しい価値観に直面している今の私たちの生活とまさに”地続きな未来”を感じさせる。

また、同時に解禁された本ポスタービジュアルでは“私は世界に触れる”というキャッチコピーと共にティザービジュアルと同様、リナの決意に満ちた表情が今回は色彩豊かに表現されている。

本作で描かれる100年以上の月日を思い起こさせる壮大な世界観を持ったビジュアルから、不老不死が実現した世界でリナが下す決断へ、想像が膨らむ一枚となっている。