中村倫也が主演を務めるドラマ「珈琲いかがでしょう」(毎週月曜夜11:06-11:55、テレビ東京系)の第5話が5月3日に放送された。中村演じる移動珈琲店「たこ珈琲」店主・青山一の過去が明らかになり、視聴者は中村が見せる何種類もの表情に引き込まれた。(以下、ネタバレがあります)

■ワゴンに乗り込んだぺいに顔を曇らせる青山

「珈琲いかがでしょう」は店主・青山一(中村)がさりげない言葉で人々を癒やす、優しくもほろ苦い“人情コーヒー群像劇”。第5話では、青山の過去を描く「ほるもん珈琲」と、“ぺい”こと杉三平(磯村勇斗)の初恋を描いた「初恋珈琲」の2編が放送された。

ぺい(磯村)が目の前に現れ、ワゴン車の中で青ざめた青山。ぺいは、垣根(夏帆)に青山の元仕事仲間だと自己紹介して「静かなところで3人で話そう」と提案した。

青山の運転で移動中、垣根から青山の前職について尋ねられたぺいは、「強いて言えば清掃業」と答えるが、実際の青山は垣根の想像にも及ばないような人生を歩んでいた。

■どん底の青山が珈琲の師匠と出会う

血や泥にまみれながら“清掃業”をしていた当時、金髪姿の青山の目は死んだように輝きを失っていた。ヤクザの手下として人を殴り、金をもらって生きていた青山は、泥水のようにまずい珈琲の味しか知らなかった。

ところがある日、ホームレスのたこ(光石研)と出会い、一杯の珈琲を入れてもらって青山の人生は一変する。「ゴミでも丁寧に磨けば、大抵のものは何とかなる」と語るたこは、高架下で貧しく暮らしながらも、とびきりの珈琲を一滴ずつゆっくりと抽出して、極上の一杯を楽しむ生活を送っていた。

青山は、たこに入れてもらった珈琲を飲み、その香りと美味しさに、うっとりと心を奪われる。まさに人生を変える一杯と出会い、青山はたこから珈琲のいろはを学ぶようになって改心したのだ。

■金髪で人を殴る目、珈琲を味わう姿…さまざまな顔で魅了

青山の過去を知った視聴者はSNSなどに感想を寄せ、「まったく目が離せない回だった」「珈琲屋さんの過去切なかったな」と衝撃を覚えた。

一方で「金髪時代もかっこよす」「演技うますぎるってば」「あんな目で人を殴ったかと思えば、あんなお顔で珈琲に酔いしれる倫也が愛おしい…」「我らが中村倫也の魅力が詰め込まれていた」など、中村の見せるさまざまな表情に改めてびっくりする人も。今作で中村は、飲むたびに味が変わる魅力的な一杯さながらの役者であることを証明している。

次回、5月10日(月)の第6話は、ホームレスのたこに弟子入りした青山が各地を巡る本当の理由を垣根に語る「たこ珈琲」を放送。