中村倫也が主演を務めるドラマ「珈琲いかがでしょう」(毎週月曜夜11:06-11:55、テレビ東京系)の第6話が5月10日に放送された。中村演じる移動珈琲店「たこ珈琲」店主・青山一とコーヒーとの出会いが丁寧に描かれ、コーヒーにのめりこんでいく青山の表情に視聴者から絶賛の声が上がった。(以下、ネタバレがあります)

■「どうせ俺は、現状から抜け出すことなんかできない」

「珈琲いかがでしょう」は店主・青山一(中村)がさりげない言葉で人々を癒やす、優しくもほろ苦い“人情コーヒー群像劇”。第6話では、青山がコーヒーの道に進むきっかけとなったホームレス・たこ(光石研)との出会いと、青山が各地を巡る理由を描く「たこ珈琲」を放送した。

気が付いた時にはヤクザな世界で生きていた、という青山。たこと出会い、そのコーヒーの味に衝撃を受けると、自然と足はたこの暮らすテントへ。いつしか、たこからコーヒーのいれ方の手ほどきを受けるようになっていた。

コーヒーのいれ方を教わりながらも、青山は「おいしいコーヒーをいれられるようになったところでどうだっていうんだろう。どうせ俺は、現状から抜け出すことなんかできない」と、どこか諦めも感じていた。たこの温かい言葉が、硬直していた青山の心を少しずつ解きほぐしていった。

「大丈夫、心配すんな。いずれ必ず見つけられるさ」「足洗ったらどうだい?もし今あんたがいるその世界に少しでも疑問を感じているのなら、やめちまってもいいんじゃないか」。真心こもったたこの言葉は、青山の中にまっすぐ届いていった。

■中村倫也の表情に絶賛の声「中村倫也は天才」

初めは、おいしいコーヒーに出会った衝撃。そして、自分もおいしいコーヒーがいれられるようになりたいという憧れ、渇望。たこの言葉に癒しを感じている自分への驚き。たこに「あんたのことを今、大切に思っている」と言われて初めて感じた、怖さ。青山は、かつて感じた一つ一つの感情を思い出しながら、自分の過去を垣根(夏帆)に語って聞かせた。その表情は穏やかで、優しい。

壮絶な場面もある過去の回想シーンの数々と、いま垣根に見せている、穏やかな表情。そのギャップに視聴者からは「どんどん表情が変わっていく青山さんに感動。表情一つ一つに見ほれてしまう」「倫也さんの演技の残像がまぶたから離れない…」「移ろう感情を映す眼がみごと」「中村倫也は天才だと改めて感じた」など、驚きと絶賛の声が上がった。

ぺい(磯村勇斗)の協力もあって、たこの親戚の家にたどり着いた青山。だが、あと一歩のところで“ぼっちゃん”(宮世琉弥)につかまってしまう。続きは5月17日(月)放送の第7話「ぼっちゃん珈琲」で放送する。

ワゴン車に連れ込まれた青山。どこかへ移動中、ぼっちゃんは青山が面倒を見てくれた幼い頃のことを振り返り始める。当時10歳だったぼっちゃん(長野蒼大)の面倒を見ることになった青山は、ぼっちゃんが学校でいじめられていることに気づく。父親がヤクザの二代目(内田朝陽)であることを武器にすればと助言するが、ぼっちゃんはヤクザが大嫌いだと一蹴。自分の力でクラスの底辺から脱出するため、毎日苦手な逆上がりの自主練をしていた。ぼっちゃんの覚悟を知った青山は、逆上がりの練習に付き合うようになる。