今注目の若手俳優・佐藤峻輔。昨年デビューし、今年4月から配信開始された全8話のWEBドラマ「ゴーイングジェシー」で初主演する佐藤に話を伺った。

――デビューのきっかけを教えてください。

高校1年生の時に東京駅でスカウトされたことで、この世界に興味を持つようになりました。高校卒業後、ファッションを勉強するために上京し、オーディションで合格して現在の事務所に所属することになりました。

――「人のいいところを見つける」ことが特技だそうですが、自分のいいところはどこだと思いますか?

よく笑うところと、場を和ませようとするところです。最近では相手の話を聞くことをより意識して生活していて、何気ない会話でも空気を読みながら乗り続けるようにしています。

――「ラーメン屋巡り」が趣味とのことですが、いちばん好きなラーメンは?

一番はとんこつしょうゆベースのラーメンですね。ただ、味噌ラーメンや二郎系も大好きなので「ここが1番好きなお店!」というのは言い切れなかったりします。

■「顔つきが変わった」と言われた

――お休みの日は何をしてますか?

基本的には家で映画を見たり漫画を読んだりしています。また、気分転換でサイクリングや、ジムに行きます。ふらりと街中のお店に入ったり、散歩中の犬とアイコンタクトで会話するのも好きです。

――最近いちばんうれしかったことは?

「顔つきが変わった」と言われたことです!以前は自分自身としっかり向き合うことから逃げてしまう癖があったんですけど、レンズを通すとばっちりそれが映ってしまうので、もう逃げられないなと…。そんな中、とある撮影で「今日は逃げてないね」とのお言葉をいただけて、内面が変わってきているのかなと実感が湧きました。

――憧れの人は?

オダギリジョーさんです。出演されてるどの作品にもピッタリと役にハマっている印象があるのと、自然体で無理のない感じに、とても憧れます。

■ドラマ『ゴーイングジェシー』に出演

――ドラマ『ゴーイングジェシー』の内容と佐藤さんの役どころを教えてください。

YouTubeで配信されている全8話の短編ドラマです!地元で過ごす親友2人の低解像な日常を描いた作品です。僕が演じる主人公の大月慧(ケイ)は、飄々としていて、人を惹きつける何かを持っている男です。人を思いやる気持ちは誰よりもあります。色んな登場人物との間におかれた状況や関係性を、ケイらしくストレートに伝えていければと思っています。

――『ゴーイングジェシー』の見どころを教えてください。

学生時代やモラトリアム期間にフォーカスしたこの作品は、「今が最高に楽しい」という現在や、あるいは「あの頃が最高に楽しかった」という過去などを、見る人やタイミングによって様々な角度から揺さぶられる作品だと思います。自分の人生に重ね合わせて観ていただければ幸いです。

――『ゴーイングジェシー』での撮影で、印象的に残っているエピソードを教えてください。

EP1の撮影で車を1年、いやもしかしたらそれ以上ぶりに運転したことです。普段東京では運転をしない素の自分が出てしまって、戸惑いが隠せなかったことを今でも覚えています。この作品は、まとめて撮影せずに定期的に各話を撮影しているんです。半年以上もの長い間、一つの役に向き合えることはとてもありがたく、現場に行くと毎回ホームに戻ってきた感覚になります。

■やるべきことが明確になった2年目

――ご自身が思う、佐藤さんの強みは何ですか?

何事にも真っ直ぐ向き合えることです。あと、パッと見の印象と自分のキャラクターがミスマッチなところも!クールに見られがちなのですが、全然そんなことないです(笑)。

――最近、ご自身の成長を感じた出来事はありますか?

今まで以上に人をじっくり見るようになりました。この人はどういう人で何が好きなのかとか…。これまでなんとなくで過ごしていたんだということが確実に分かってきました。想像力や創造力を膨らませている途中です。

――今後の目標、将来の夢は?

やるべきことが明確になった2年目は、自分を客観的に見れるように意識しながら、油断せず実直に責任を持って生きていきたいです。このようなご時世となった今、これまで以上に様々な角度から世の中を見ていきたいと思っています。

また、社会的に問題視されている事柄を扱うような作品に挑戦してみたいです。どんな作品・どんな役でも、その瞬間に奮い立ってる自分を忘れずに演じ続けたいです。

■プロフィール
さとう・しゅんすけ=1999年5月15日生まれ、宮城県仙台市出身。主な出演歴は、映画「花浴」(野本梢監督)、NHK「逆転人生」、舞台 江古田のガールズ「遺作」ほか。主演を務めるWebドラマ「ゴーイングジェシー」が公開中。また、2022年公開予定の短編映画「21世紀、8月」へメインキャスト・夏希役としても出演が決定している。