モデルとして若い女性から支持を集めている紺野彩夏。久保田紗友とのW主演映画「藍に響け」(5月21日から全国順次公開)では、和太鼓に挑戦している。映画への意気込みを聞いた。
ーー和太鼓に挑戦したエピソードについて
「初めて触ったので、いい音を出せてかっこ良く見えるフォームを定着させるまでは大変でした。でも苦労はそれくらい。たたいてみると楽しく、つらいみたいなのは感じなかったです。普段使わない筋肉を使ったり新鮮なことが多かったです」

ーー父親の会社が倒産したことを友人に言えず、同級生から少し孤立している17歳の少女・環を演じた。
「環は実は熱血ですが、思っていることを口に出さず内に秘めている女の子。後半は部活の仲間もできて少しずつ変わっていきますが、前半の彼女は自ら表現しないから誤解されやすいんですよ。演じながらも、ただの性格の悪い子に見えないよう意識しました。セリフの言い方やニュアンスで伝わっているといいですね」

ーーそんな環を変えていくのが、声帯損傷により言葉を話せないマリア(久保田)を含めた和太鼓部の仲間。
「みんな年齢も近かったので、現場では和気あいあいと楽しみながら撮影を進めることができました。私は高校生のときに部活に所属していなかったのですが、部活の友達ってこんな感じだったんだろうなって。全員で太鼓をたたくシーンのラストの日は、終わった瞬間に解放感と少しの寂しさを感じました。文化祭が終わるときみたいな感覚で青春そのもの。ここで出会ったメンバーは忘れられない仲間になりました」

ーー特にマリアを演じた久保田との感情をぶつけるシーンは圧巻。
「環としてはマリアのことを助けたい気持ちが強いので、ただのケンカともまた違うんですよ。あまり攻撃的になり過ぎないように、でも気持ちをぶつけ合う感じはしっかり表現したいと思いました。マリアは言葉を発することができないので、口を見て間をとりながらの演技でしたが、紗友ちゃんは目でお芝居をするため言いたいことはちゃんと伝わってくるんですよ。さすがでした」

ーードラマに出演するなど女優としても着実に成長を続けている紺野。
「お芝居をするのは元々楽しかったのですが、最近はいろんなキャラクターに挑戦できているので、より演じることが楽しくなっています。モデルの仕事も大事にしながら、お芝居ももっと頑張っていきたいです。あと、女性としてももっと磨いていけたら…。最近は料理にハマっているのですが、目分量で作るためどうしても二度と同じ味には出合えないんですよ(笑)。いろいろ経験してもっと上手になっていけるといいですね。何事も少しずつでいいので進歩していきたいです‼」