清原果耶がヒロインを務める連続テレビ小説「おかえりモネ」(毎週月〜土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月〜金曜の振り返り)。明るいキャラクターが多い中で、登米の診療所に勤める医師・菅波光太朗(坂口健太郎)のドライぶりが異彩を放っている。(以下、ネタバレがあります)


■「いやいや来ているように見えますか」

「おかえりモネ」は、宮城・気仙沼に生まれ育ち、登米で青春を送るヒロインの“モネ”こと百音(ももね)が、“未来を予測できる”気象予報の仕事を通じて人々に幸せな未来を届けていく希望の物語。脚本は、「透明なゆりかご」(2018年、NHK総合)でも清原とタッグを組んだ安達奈緒子が担当する。

第1週(5月17日[月]〜5月21日[金])は、百音が働き始めた登米の森林組合での日々を描く「天気予報って未来がわかる?」を放送中。森林組合の事務所に併設されている「よねやま診療所」で働く医師・菅波は、東京の大学病院に籍を置き、1週おきに診療所へやってくる。常にドライで不愛想な人物だ。

第2回では、百音の「先生はどうしてお医者さんになろうと思ったんですか」の問いかけに「ほとんど話もしたことない人から、いきなりされる内容じゃないと思うんですが…」と警戒心をあらわに。第4回でも、百音に「あの、先生はどうしてこの診療所に来ようと思ったんですか」と問われ、「またその手の質問ですか」「いやいや来ているように見えますか」と不愛想な対応を見せた。

■坂口健太郎“菅波”と清原果耶“百音”の関係にも注目!

菅波役の坂口は、ドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班」(2018年フジテレビ系)や「イノセンス 冤罪弁護士」(2019年日本テレビ系)に主演する人気俳優。ドラマ「東京タラレバ娘」(2017年日本テレビ系)で倫子(吉高由里子)らに「女同士でタラレバつまみに酒飲んでろよ」と言い放った毒舌キャラの金髪モデル・KEY(鍵谷春樹)役も印象深い。

一方、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(2016年、NHK総合ほか)では、ヒロイン・常子(高畑充希)と思いを通わせる穏やかな好青年・星野武蔵を演じた。

「おかえりモネ」では、序盤からひと癖ある菅波医師を演じている。優しいまなざしが印象的な「とと姉ちゃん」の星野青年の面影はなく、どちらかというと「東京タラレバ娘」のKEYのクールな表情が思い浮かぶ。視聴者からも「菅波先生めんどくさいタイプか…」「菅波先生とはどうしても気まずくなってしまうモネ」といった感想が飛び交い、演じる坂口についても「『とと姉ちゃん』の星野さんと真逆な感じ」「なんかタラレバ娘のKEYくん思い出した」といった声が上がった。

とはいえ、ただ不愛想なだけの人物ではない様子。百音の質問に対しても、突き放すようなひと言を添えつつも「(医者になったのは)人の命を救いたいと思ったからです」「(登米に来たのは)何か、あるかもなって思ったんです」と、きちんと心の深い部分を見せている。2人の関係も、まだ始まったばかり。百音にとってどんな存在になっていくのか、期待せずにいられないキャラクターだ。