2021年1月〜3月に放送された連続ドラマを対象にした、「第107回 ザテレビジョン ドラマアカデミー賞」の受賞結果を発表中。助演男優賞を獲得したのは、TBS系ドラマ「天国と地獄 〜サイコな2人〜」に出演した高橋一生。殺人事件の容疑者・日高陽斗役で主人公の刑事・望月彩子(綾瀬はるか)との入れ替わり劇を演じ、「入れ替わり前後の変化が見事」「中身が女性になったときの演技がかわいかった」と巧みさを評価された。

そんな高橋は受賞コメントで、入れ替わり劇について「演じ分けとして意識したことはあまり無く、“頂いた台本にできるだけ忠実に”と思って演じさせていただきました」「綾瀬さんと細かく話し合うことはせず、彼女のお芝居を見る中で、断片的にキャッチしたものを投影していたのかもしれません」と語った。綾瀬も、「お互いに『こうしてほしい』と話し合うというよりは、それぞれ探りながら感覚を掴んでいきました」と明かしているが、二人のあうんの呼吸が視聴者を引き込む演技合戦につながったようだ。

入れ替わり中の演技は「女性にしか見えない」と話題になったが、これには過去の経験も役立ったという。「『女性としてこうしないといけない』ということよりも、『男性が女性を演じるにあたってどのようにするか』を意識しました。女性役は以前も演じたことがあったので、そのメソッド的なものを使ってどう見えるか、男性の肉体でどうやっていくことができるか考えていました」と、男性であるからこそのアプローチだったと語った。

最後は、「いつか『この作品をやったことが活かされたな』と思う瞬間が来るんだろうなと思っています」と、期待が膨らむコメントを寄せてくれた。

■高橋一生の受賞コメント全文
ありがとうございます。受賞させていただき、うれしく思っています。

日高陽斗という人物は、自分が生きている価値より、自分以外の人たちが生きていることを尊重しようとする人ではあったんじゃないかと思います。

望月彩子(綾瀬はるか)との入れ替わりでは、演じ分けとして意識したことはあまり無く、“頂いた台本にできるだけ忠実に”と思って演じさせていただきました。綾瀬さんと細かく話し合うことはせず、彼女のお芝居を見る中で、断片的にキャッチしたものを投影していたのかもしれません。

女性を演じるにあたっては、「女性としてこうしないといけない」ということよりも、「男性が女性を演じるにあたってどのようにするか」を意識しました。女性役は以前も演じたことがあったので、そのメソッド的なものを使ってどう見えるか、男性の肉体でどうやっていくことができるか考えていました。

いつか「この作品をやったことが活かされたな」と思う瞬間が来るんだろうなと思っています。