ミュージカル「刀剣乱舞」など舞台俳優としても活躍中の大平峻也が、2020年12月のアーティストデビューから早くも2作目のEP『FIRE BIRD』を6月9日(水)にリリースする。同EPには、デビュー作の『はじまりの詩』に続き、絶大な人気を誇る天月-あまつき-、宮田‘レフティ’リョウ、桜村眞(和楽器バンド/町屋)ら豪華クリエーター陣が参加。表題曲の「FIRE BIRD」は、放送中のTVアニメ「灼熱カバディ」(毎週金曜深夜1:23-1:53ほか、テレビ東京ほか)のオープニングテーマに起用されるなど、これまでのファンのみならず、新しいファンからも注目が集まっている。

今回、大平にアーティストデビューから半年を経て2nd EPをリリースする心境、歌手活動に対する反響や楽曲の聴きどころについて、そしてライブへの思いなどを語ってもらった。

――アーティストデビューからちょうど半年がたち、2nd EPリリースとなります。今の心境をお聞かせください。

デビューから早くも半年がたち、世の中の情勢と戦いながらやはり「難しい時代にデビューしたな」って考えていて、「本当ならきっとLIVEをたくさんやったり、キャンペーンで全国各地に行ったりするんだろうな〜」って悔しい気持ちがあるのも事実で、不安はないか?と言われれば不安だらけではあります(笑)。

でもふと思い返せば、悩んだり、落ち込んだり、心が枯れかけていたあの頃僕を支えてくれたのは音楽で、メロディーや歌詞が僕を助けてくれた。そう考えると、心が弱っている方、人々がネガティブに影響されやすい「今こそ」音楽を届ける時だ!! そう思っています。

なので僕のこの活動が、音楽が誰かの今に寄り添えるようにより一層いろんな面でレベルアップしなくては!!と現在考えています。

――濃密な楽曲ぞろいだったデビューEPのリリースにあたり、「待ってました!」という声が多かったとおっしゃっていましたが、実際リリースされて、周囲の目が変わった、などはございますか?

目が変わったというのはあまりないですかね〜、気付いてないだけかもしれませんが(笑)。もともと僕が音楽をやりたいというのは応援してくれているファンの方や、関係者の方々は知ってくれていたので、特別変わった事はないのかなと思いますが、リリース後、本当にたくさんの方が本気で応援してくれているんだ、とあらためて強く感じました。

こんなに応援してもらったら、これは負けらんないですね!! 何が勝ちか負けかは分かりませんが(笑)。

――そして、早くも2nd EPのリリース。デビュー作に続いて天月-あまつき-さんをはじめ、多彩なクリエーターの方から楽曲提供を受けますが、それぞれの楽曲の聴きどころについても教えてください。

「FIRE BIRD」は、人生の二度と来ない大切な「今」に力を貸してくれる曲になっています。前に進みたい時、あと一歩の勇気が欲しい時に聴いていただければ強く背中を押してくれる曲です。

「CHANGE」は、疾走感がありテンションが上がる曲です。何かを決意して歩き出した足を加速させてくれる曲になっていて人生の中で「よし!!ちょっとギアを上げるか」って思った時はこの曲を聴いていただけるとポジティブが溢れてくると思います。ちなみに僕は毎朝この曲を聴いてフィットネスバイクを漕いでます(ドヤ顔)。

「Hello World」は、おしゃれでカッコいい曲です。実はこの曲は1st EPに入れるか最後まで悩んだ曲で、今回2nd EPということで、川島(亮祐)さんがあらためて歌詞を書いてくださって「願い星」という単語が入っていたりと、僕・大平峻也と僕を「応援してくれている方」との世界にとって今後永く夢をつなぎ続けてくれるであろう曲となっています。ぜひ「願い星」とともに「Hello World」を愛していただけるとうれしいです。

「Memento」は何かに負けそうな時、くじけそうになった時に自分と向き合える曲です。一度きりの人生!! 一度きりの自分だ!! と思えば「やらない」じゃなく「やっとこうかな」って思える事もあると思います。

「聴いた方の今に寄り添う」をテーマにしたこのEPの中でかなり鍵になってくる曲だと思います。ぜひ疲れた時、しんどい時に聴いてほしいです。

「届かなくても」は、僕自身結構切ない曲が好きでして、この曲は絶対何がなんでも僕の2nd EPに入れたい!!と大人たちに強くお願いした曲です。

聴き手によって恋人との曲、友達との曲、家族との曲、形を変える曲になっていて、大切だった人と過ごした時間の意味を教えてくれる曲です。僕もそうですが…生きていれば出会いがあって別れがある、僕の大切な人には、大切な人と過ごした記憶は大切にしてほしいし、僕自身これからも大切にしていきたい。

――そして「廻天ストレイボーイ」や「神様ドール」についてもお聞かせください。

「廻天ストレイボーイ」は、初回限定版Red Editionに収録されている曲で、僕のアーティスト活動初のコラボ曲になっています。ラップを歌ってくれた佐伯大地くんは、僕の信頼する俳優仲間で、彼がいたから僕は今俳優として素直に表現し、人間として素直に笑えている、そう断言できます。

僕に「無理に笑わなくていいんだよ」と教えてくれた、いわゆる…人生の恩人ですね。普段は、肩車させたり(笑)、クリスマスになるとトナカイの衣装着せて上に乗ったり(笑)、ふざけて遊んでもらってますが…まぁ…心の底ではとても感謝してます。いわゆる…ツンデレってやつですね(笑)。

「神様ドール」ですが、前回の「ありがとう4」という曲はファンミーティングでファンの方々と一緒に作りあげた曲でしたが、今回は正真正銘、一から僕が作詞作曲させていただき、アーティストとしても尊敬する桜村眞さんがアレンジしてくださった曲です。

この曲は、僕らは度々神様に「こうなってほしい」とか「夢をかなえてほしい」ってお願いするけれど、世界中に人々の夢は溢れかえっているわけで、その願いをかなえなければ「神はいない」とか、やれ「神様なんて信じない」って言われる、じゃあその神様は誰にこの気持ちを言えばいいの? 

「叶えてあげたいけど、願いが多過ぎて手が回らない」かなえてあげたいって私の願いは誰に願えばいいの?教えてよ!!って神様も神様にお願いしてるんじゃないかなって、想像して作った曲です。

世の中には例えば…自分に対する両親の思いをかなえてあげたい…だけどなかなかうまくいかないんだよ!!って叫びたい人もたくさんいるだろうし、会社の上司から期待されて、あれやってこれやって言われてできないと勝手に失望されて…どうしたらいいんだよ!!って叫びたい人はたくさんいると思うんです。

そんな思いを抱えた方々の代わりに、生々しくではなくファンタジーにして僕が叫んであげられたら独りぼっちと思うネガティブな感情に少しでも寄り添う事が出来るんじゃないかと思って作りました。

――表題曲「FIRE BIRD」についてはTVアニメ「灼熱カバディ」オープニングテーマにも起用されていて、従来の大平さんのファンだけでなく、アニメや原作ファンからも大きな反響があったのではないでしょうか? アニメの印象についても教えてください。

やっぱり…オープニング良い!!ってアニメを見た方から言ってもらえるとめちゃめちゃテンション上がりますね。

僕は元々アニメが好きなので自分が好きな「アニメ」と「歌」がつながるものと言えば主題歌!!いつかアニメの主題歌歌いたい!!って願っていたそのいつかがこんなに早く来るとは思わなかったので、原作ファンの方々に受け入れてもらえなかったらどうしようって不安もありましたが、Twitterなどでリアルタイムで出だしのカバディカバディってつぶやいてくれてる方を見ると毎回安心します。

「灼熱カバディ」はすごく一人一人のキャラクターが濃く描かれている作品なので見た方もきっと推しキャラが見つかると思うのですが…僕は圧倒的に部長の王城さんです!!

僕も学生時代から背が高くなくて、体形も華奢だったので、頭を駆使して体全部を駆使してコートを駆け巡る王城さんの姿には本当に勇気をもらってます。これを読んでくれている皆さんの推しキャラは誰ですか? ぜひ聞いてみたいです!!

――前回はレコーディングに天月さんが来られて、その時は緊張したとおっしゃっていましたが、レコーディングは慣れましたか? 今回のレコーディングで印象的な出来事があれば教えてください。

流石に提供してくださった方々が来てくださった時は今でも緊張しますが、慣れというのか分かりませんが、ブースは大体いつも同じところで収録させていただいているので、ブースの中だけは、「ここは自分のテリトリーだ」と思えるようになってきました(笑)。

レコーディングで特に印象的だったのは、「廻天ストレイボーイ」を提供してくださったYussanさんがレコーディングのためだけに大阪から飛んで来てくださった事がとてもうれしかったです!!

実は1st Premier LIVEの最初のSEを作ってくださったのもYussanさんで、本当に感謝しています。

――アーティストデビュー後初となる東名阪ツアーは、緊急事態宣言もあり中止となってしまったようですが、今後のライブにおける楽しみ、こういうライブをしてみたい、など展望されていますか?

中止となってしまいチケットを取ってくれていた方への申し訳ない気持ちと、やはり、どうしようもなく歯痒い気持ちはありますが、僕のアーティスト活動の長期目標は揺るがないので、短期目標の形が変わっただけで、今はポジティブに、今できること、応援してくれてる方と未来で笑い合えるよう自分がやっておきたい事を一つずつ精進していこうと思ってます。

LIVEでやりたいことは本当に尽きぬほどあるのですが、あんまり言わないようにしようかなとも考えてます…。ほら…来てくれた方に1番にビックリしてもらいたいじゃないですか(笑)。

――「FIRE BIRD」にちなんで、いま大平さんが一番ファイヤー(燃える=ハマっている)していることは何ですか? 

掃除です!! 部屋が汚いとネガティブになるし、思考の妨げになると思ってよく物を捨てるのですが、最近は捨て過ぎて買い直す事があるので(ハサミとか)ちょっとクールダウンしようと思ってます。

――最後に、リリースを心待ちにしている皆さんへ、メッセージをお願いします。

応援ありがとうございます!!

いつどんな時も距離という物理的にではなく、心の奥でつながっているんだ。そう思える音楽をこれからもたくさん発信していければと思っています。

そしてまた未来で直接会えた時に、みんなと笑顔で勝利のピースがし合えるよう僕自身精進し続けていきます。

これからも楽しみをたくさん生み出していきたいと思いますので、また会うまで、みんなも全力で今を生きてもらえたらと思います!!

それでは皆さん、「good luck」