武田梨奈と濱正悟が初共演を果たした映画「ナポレオンと私」が、7月2日(金)から全国で公開される。

同作品は、全世界でのシリーズ累計会員数3000万人突破、配信中のタイトルは12タイトルにわたり、国内外で多くの女性が熱中している恋愛ゲームアプリ「イケメンシリーズ」のスタッフが送る、初のオリジナルストーリーによる実写映画。

結婚や仕事など悩みがつきないアラサーの春子は、恋愛ゲームの画面から現れた、幸せ探しを応援するナポレオンと奇妙な同居生活をすることに。ナポレオンと過ごす時間は、毎日の生活に疲れ、見えない未来に不安を抱いている春子にとっての安らぎとなっていく――。

人生迷子の主人公・春子を武田が、ゲームの世界から現れる英雄・ナポレオンを濱が演じる他、春子が憧れる会社の先輩・岩田伸吾役を染谷俊之、現実の恋よりも恋愛アプリにハマっている春子の同僚・伊原ゆか役を綾乃彩、あざとくハイスペックな男との結婚を狙っている春子の後輩・西園寺里穂役を岡林佑香が務める。

そして、この「妄想系ラブストーリー」のメガホンを取ったのは、映画「あの娘、早くババアになればいいのに」(2014年)や乃木坂46のミュージックビデオなど多数の映像作品を手掛ける頃安祐良監督。人生や仕事に悩める女性たちが前向きに生きるためのエールとなる作品を作り上げた。

「WEBザテレビジョン」では、武田と濱にインタビューを実施。前編では、オーディションで初めて会ったときや、初共演した互いの印象を語ってもらった。

■ナポレオンのオーディションで初対面

――出演が決まった時のお気持ちから聞かせてください。

武田:台本を読ませていただいた時に、身近で自分にも通ずるものがたくさん込められた作品だったので、春子に寄り添いながら演じたいなという気持ちになりました。

――濱さんはオーディションで出演が決まったそうですね。

濱:オーディションで受かったのは率直にうれしいことですし、この作品のオーディションは3回ぐらいあったんですが、結構みっちりだなぁという印象でした。

そして、最後に(オーディションの相手役で)武田さん本人がいらっしゃって。知らなかったので会場に入って「おわっ」ってビックリしました。

――オーディションでの濱さんの印象は?

武田:部屋に入ってこられたときは独特なオーラをお持ちの方だったので、私まで緊張してしまって(笑)。

濱:お互いに緊張しているのが見えにくいタイプなのかもしれないですね。僕はガチガチで行った覚えがあります。

武田:私はオーディションだけではなく、本読みの時も緊張していました。

濱:そうなんですか? 全然感じなかったです。

武田:やっぱり見えにくいんですね。

濱:ナポレオンのオーディションの時はせりふが結構多かったので、まずは「ちゃんと言えるかな」という素人みたいな(笑)。いつまでもその不安はありますね、オーディションでも。そこがまず一つのハードルでもありますし、武田さんがいらっしゃるとは思わなかったので、かなり動揺しながらやっていました。(緊張は)意外と気付かれていなかったんですね。

武田:本当に堂々とされていて、ナポレオンを作り込んできたんだろうなという印象でした。「ナポレオンはこうだ!」みたいな強い意志を感じ、私がアプリで見ていたナポ、それに加えてすごいオーラの人がいるなという印象でした。

■武田梨奈、濱正悟は「すごくかわいらしい方(笑)」

――初共演したお互いの印象を教えてください。

武田:すごくかわいらしい方だなって(笑)。

濱:あ、今日初めての(これまでの取材で出てこなかった)ワードですね。

武田:ちょっと言い方を変えてみました(笑)。最初お会いした時から完璧な、隙がなさそうなイメージだったので、どうやって仲良くなろうかと考えていたんですが、すごく人間味があって、かわいらしくて、動物的な感じの部分も持っていらっしゃるなと感じました。

見た目とのギャップというか、犬っぽさというか。どちらか言うと自分のペースをもった、猫寄りだと思っていたんです。でも、こっちがちょっといじったり、むちゃ振りなどいろんなことに応えてくれて。そんなところがかわいらしいなって。

――濱さんとナポレオンは逆ということですか?

武田:逆ですね。私が見る感じだと逆だと思います。

濱:逆です!

武田:ふふふ(笑)。

濱:春子がドタバタ系でナポはしっかり者ですが、武田さんと濱としては完璧に逆でした。それがちょっと奇妙でしたね。現場では武田さんに引っ張ってもらった印象しかないです。

(自分は)最初ちょっと(壁を)越えれば話し掛けまくっちゃうタイプなんですけど、最初のハードルが…自分の中で人見知りになってしまう部分があるんです。

でも、武田さんが初日から話し掛けてくれて、お芝居のこともそうだし、それ以外のことでも話す中で、すごく接しやすくなりました。なので、すごくやりやすかったです。

――撮影中で何か印象に残ったエピソードなどはありますか?

武田:ナポと居酒屋に行くシーンがあって、台本では「インサートで居酒屋で楽しんでいる二人」くらいしか書いていないんですけど、「二人で自由にお芝居してみて」と監督がおっしゃって。ナポが初めてから揚げを食べて感動するというところで、すごく大きなから揚げなのにまさかの一口でいったんです(笑)。それでしゃべれなくなる、ちょっとしたハプニングがありました。

それも含めて(濱さんは)かわいらしくて。ナポも完璧に見えて、みんなが憧れるキャラクターなんですが、そういうちょっとした人間っぽさが出る瞬間は、ナポのいとおしさが出ていて良かったなぁと思いました。