広瀬すずと櫻井翔がW主演を務めるドラマ「ネメシス」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系)が6月13日に最終回を迎えた。拉致されたアンナ(広瀬)を風真(櫻井)らが一丸となって救出しようとする展開にくぎ付けに。Twitterのトレンド1位を獲得する話題を呼んだ。(以下、ネタバレがあります)

■チームネメシスの力を結集してアンナを救出

本作は、天才過ぎる助手・美神アンナ(広瀬)と、探偵事務所ネメシスのポンコツ探偵・風真尚希(櫻井)の凸凹バディが難事件を次々と解決していくミステリードラマ。しかし、アンナが世界初のゲノム編集ベビーであることが明らかになり、第8話から最終章が開幕した。

20年前にアンナの父・始(仲村トオル)はゲノム編集した受精卵の生成に成功するが、子孫をデザインしてはいけないという思いから冷凍保存していた。それを菅研究所の菅容子(今村美乃)が始の同僚の大和(石黒賢)に盗むように指示し、代理母によって生まれたのがアンナ。

その菅研によって始、アンナが相次いで拉致されてしまったというのがこれまでのストーリー。現在の菅研の所長は、いまは亡き容子の娘で、アンナが親友だと思っていた朋美(橋本環奈)。朋美は遺伝性の病を抱えているため、始がアンナに託していた研究データが必要だったのだ。

最終回は、風真とネメシスのCEO・栗田(江口洋介)がアンナたちを救い出すため、チームネメシスと共に菅研に立ち向かった。チームネメシスは、第1話から第7話に登場した人物で、スピード狂の医師・黄以子(大島優子)、道具屋の星(上田竜也)、若きAI開発者の姫川(奥平大兼)、アクロバットが得意な料理人・リュウ(加藤諒)、ジャーナリストの凪沙(真木よう子)、コンフィデンスマンの緋邑(南野陽子)、そして神奈川県警捜査一課のタカ&ユージ(勝地涼&中村蒼)。

研究所の中に侵入した風真、栗田、凪沙が捕まってしまい、爆破のタイムリミットが迫るなか、チームネメシスのメンバーが得意分野を生かして突破しようとする姿は、ハラハラしながら、クセのあるメンバーばかりということでクスっと笑える場面も。

豪華メンバーが最終回で集結し、過去回から綿密に作り上げたことが発揮されるのは、連続ドラマを通して楽しんできたものにとって醍醐味だ。


■アンナ、風真の涙にもらい泣き

20年前、始の研究室の一員だった風真。受精卵の盗難事件で研究室が解散になったあと、事件の真相を密かに追いかけていた。そして、自分の出生に衝撃を受けたアンナ。大和に道連れにされた始が亡くなってしまう際、それぞれの思いがこみ上げた涙は悲しく、視聴者からももらい泣きしたとの声が。

最後、アンナは育ったインドに帰ろうとするが、風真と栗田に見つかる。「お前はもう俺の家族だ」と言う栗田。そして、風真は「始さんは俺に『やりたいことをやれ』って言いました。だから、俺はネメシスを続けます」と宣言し、アンナが必要だと説いた。

これまで事件の真相を解明するときには、「俺、大丈夫かな」という風真の問いに、アンナは力強く「大丈夫」と答えてきた。ここでは「風真さん、私、大丈夫かな」のアンナの問いに、風真が「大丈夫」と言い、栗田も「大丈夫だ」と加わるという、涙がありつつ心温まるやりとりに。

ネメシスは存続することになり、SNSには「チームネメシスがまた集結してくれる日を楽しみに待っています」といった、今後を期待する投稿が寄せられている。

「ネメシス」最終話はTVerで1週間無料配信。ほか、Huluでは地上波放送版の全編と未公開シーンを含む特別版の全編を配信中。

(文=ザテレビジョンドラマ部)