映画「ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜」(公開中)の公開記念舞台あいさつが6月19日に東京都内の劇場で行われ、出演者の田中圭、土屋太鳳、山田裕貴、眞栄田郷敦、小坂菜緒と飯塚健監督が登壇した。

同作品は、1998年の長野オリンピックのスキージャンプラージヒル団体競技の大逆転の金メダル獲得を、陰で支えた25人のテストジャンパーたちの感動秘話を映画化したもの。代表に落選した元日本代表選手・西方(田中)を中心に、テストジャンパーたちが仲間のため、日本のために命の危険を顧みずテストジャンプに挑む姿を描く深い人間ドラマ。

舞台あいさつでは、登壇者それぞれが感極まって涙する場面が乱立する事態に。

田中について聞かれた土屋は「何度か共演させていただいているのですが、本当にいろんなことを許して受け止めてくださるんです。圭さんはよく周りの人を『神様だよ』って言ってくださるのですが、圭さんこそ神様だと思います」と語り、「(この日で宣伝活動が終わるため)離れたくないです」と涙ながらに明かした。

また、サプライズ企画として、実際に23年前にテストジャンパーをした人たちから寄せられたメッセージ動画を上映すると、登壇者たちが驚きながらも大喜びする中、山田は「これ、駄目でしょう…(泣)。やっと(彼らの)思いを(世間に)届けられると思うとうれしいです。(テストジャンパーたち)皆さんの思いを伝えられたらという思いが一番にあったので、ご本人たちからの『良かったです。ありがとう』という言葉は本当にうれしいです」と涙しながら告白。

さらに、サプライズ企画第2弾として、キャスト・スタッフたちが田中へのメッセージを書き込んだスペシャルフラッグが、田中に贈られる一幕も。

代表して土屋が田中に手渡すと、田中は感涙して「ありがとうございます」と必死に言葉を絞り出しながらも、「うれしいです…。えー、あぁ、何を言おう…。すごく責任ある話を実写で映画にするって…。いや、ちょっと無理だよう。しゃべれない…」と言葉を詰まらせていた。

最後に、田中は「かつてこんな登壇している人たちがそれぞれ違うタイミングで泣くという舞台あいさつがあったでしょうか」と苦笑しきりだった。