初主演映画「都会のトム&ソーヤ」の公開を7月30日(金)に控えた城桧吏が29日、同作の完成披露舞台あいさつに共演者とともに登壇。初めての主演作への並々ならぬ思いを明かした。

■内人&創也の凸凹コンビが大冒険!

「都会のトム&ソーヤ」(講談社 YA!ENTERTAINMENT刊)は、シリーズ累計180万部を超え“マチトム”と呼ばれて愛読されている、はやみねかおる著の大人気の推理小説シリーズ。凸凹中学生コンビが、都会を舞台にしたリアルRPGゲームをクリアするため推理と冒険を繰り広げていく。

どこにでもいそうな中学2年生だが、どんな状況も切り抜けられるサバイバル能力を持つ内藤内人(ないとう・ないと)を城が演じる。城は、第71回カンヌ国際映画祭にてパルムドール(最高賞)を受賞した『万引き家族』(2018年)で大注目を浴びた注目俳優。今作で映画初主演を飾る。

そして内人とバディを組むことになる少年、学校始まって以来の天才と言われる財閥御曹司・竜王創也(りゅうおう・そうや)役は、本作が映画デビューとなる酒井大地。内人の好意に気付かず、創也に想いを寄せる同級生・堀越美晴役で豊嶋花も出演している。

■城「できる限り明るい現場にできるようにいろいろやりました」

会見には、城、酒井、豊嶋と真田志穂役の渡邉心結、ゲームクリエイター役で出演するももいろクローバーZの玉井詩織、俳優の森崎ウィン、そして河合勇人監督が登壇した。

司会者から「初の主演、おめでとうございます!」と声を掛けられた城は「この場に立ててとても嬉しく思っています。無事に撮影が終わって皆さんに見てもらえることがとても嬉しいです」と喜びをコメント。「内人という役は元気なところ、明るいところが僕と似ているところかなと思います。(主演として)できる限り明るい現場にできるように、ギャグを言ったりみんなのことを盛り上げたり、いろいろやりました」と振り返った。

そして、メイキングVTRが流れると、城は感極まった様子で「けっこう長い間、リハーサルも含めてみんなと頑張ってきたので、思い出も多いし、撮影が終わっちゃうんだなと思ったらすごく悲しいですね。クランクアップしていないのに撮影前に泣いちゃって…。今も泣きそうですね、思い出しちゃって」と、回想を交えて作品への並々ならぬ思いを打ち明けた。

城は現在、成長ざかりの14歳。「撮影が始まった当初は(身長が)花より小さくて」と振り返り、「自粛期間の間で10何センチ伸びて、自分でもビックリしました」と急成長ぶりを明かし、驚かせた。

城からは、撮影裏話も。「(撮影の合間に)僕がイスに座って眠ってしまったら、市原隼人さんと本田翼さんが僕にいたずらをしたらしくて…(笑)。写真を撮ってみんなで見て笑っていて、『楽しい現場だなぁ』と思いました」と感慨深げに振り返った。

■この夏は「バンジージャンプに挑戦したい!」

「この夏冒険したいこと、チャレンジしたいことは?」というフリップトークでは、城が「バンジージャンプに挑戦してみたいです。高いところから一回飛んでみたいなと思って。怖いんだろうけど、人生に1回でもいいからそういう体験をしてみたい」と告白。

続けて酒井は「ストリートバスケ」、豊嶋は「秘密基地を作りたい!」、玉井は「資格(スキューバダイビングのライセンスと船舶免許)を取りたい」、渡邉は「キャンプのテントを1人でたてたい!」、森崎は「着陸態勢に入った飛行機を写真におさめたい」とそれぞれの“挑戦したいこと”を語った。

最後は、主演の城が「この映画は謎解き要素も含まれているので、映画を見ながら謎解きを考えていただいて、さらに、内人と創也の凸凹コンビがお互いの足りないところを支え合いながらいろんな謎に挑戦していくところが見どころなので、皆さんぜひ楽しんでください」と語り、舞台あいさつを締めくくった。