佐々木蔵之介主演「IP〜サイバー捜査班」(毎週木曜夜8:00-8:54※初回は夜8:00-9:48の2時間SP、テレビ朝日系)の第1話が7月1日(木)に放送される。

同ドラマは、古都・京都を舞台に身近に迫るサイバー犯罪に立ち向かうスペシャリストたちを描く新タイプのミステリー。

舞台となるのは、京都府警に新設された「サイバー総合事犯係」。佐々木はその主任で、「超デジタル人間」の安洛一誠、福原遥はそんな安洛の娘かもしれない人情派の新人刑事・古宮山絆、間宮祥太朗は裏の顔を持つ元エリート刑事・多和田昭平を演じている。

今回、「WEBザテレビジョン」では、「IP〜サイバー捜査班」の第1話を事前に視聴。オリジナルレビューで番組の魅力を紹介する。

■第1話の気になるあらすじ

京都府警サイバー総合事犯係の刑事・多和田昭平(間宮祥太朗)は、捜査二課の刑事とともにフィッシング詐欺グループのアジトである廃工場に突入しようとしていた。そのアジトはサイバー総合事犯係の主任・安洛一誠(佐々木蔵之介)が解析の結果、割り出した場所だった。

だが突入直前、安洛はささいなヒントから、その廃工場の中に“移動型アジト”が隠れていることを察知。その読みどおり、容疑者たちはコンテナトラックごと逃走を図ろうとしており、工場から猛スピードで飛び出したトラックに捜査員たちは大混乱。現場に駆け付けていた新人刑事・古宮山絆(福原遥)の機転もあり、なんとか捕らえることができた。

詐欺グループを確保でき、ホッとしたのもつかの間、絆と多和田は想定外の事態に遭遇する。なんと、廃工場内に後頭部から鮮血を流した男の遺体が残されていたのだ。まもなく遺体の身元は、5年前に懲戒免職となった元所轄の刑事・石本武明(岡田浩暉)と判明。

警察組織への恨みから詐欺グループに加担し、仲間割れの末に殺害されたものと考えられたが、遺体を解剖に回したところ、胃の中から奇妙なものが見つかった。取り出されたのは、USBメモリー。石本は後頭部を殴打されて瀕死(ひんし)の状態の中、何者かに無理やりUSBメモリーを飲み込まされたようだった。

仲間割れによる衝動殺人だとしたら、そんな手の込んだことなどするだろうか…。安洛は、そのUSBメモリーを使ってウイルスを仕掛ける“ソーシャルハッキング”こそが犯人の狙いだと見抜くが、その瞬間、まさにウイルスが発動。府警本部内のありとあらゆるネット機能がすべて停止してしまうという緊急事態が発生し大混乱。さらには第二の殺人という予想外の展開も発生する。

捜査が混迷を極める中、安洛と絆は、石本が懲戒免職になる前、単独で調べていた”ある事故”に着目。絆は多和田とともに、事故被害者の母・静野順子(菊池桃子)に事情を聞きにいくと、事件は予想もつかないというストーリーが描かれる。

■「全キャラクターがいとおしい」
中学生の頃から母親に「佐々木蔵之介さんは男前、好きになるなら佐々木蔵之介さんみたいな人にしなさい」と英才教育を受けていたこともあり、気付いたら“佐々木蔵之介”という存在は私の人生の一部になっていた。

今回、「IP〜サイバー捜査班」の主演が“佐々木蔵之介”だと知った時は歓喜した。仕事中にもかかわらずにやにやしてしまった私のことはさておき、今回も広報さんからありがたい試写室をいただいたので早速レビューしていく。

見終わった瞬間、「全キャラクターがいとおしい」という感覚に初めて陥った。刑事ドラマなのにその緩い感想ってどうなの?と思う人もいるかもしれないが、やはりキャラクターを愛せるか愛せないかはドラマを見る上で重要だと私は思う。

ゆるっとした服装なのに、テキパキと自分の仕事を効率的に終わらせようとする安洛をはじめ、新人刑事なのに安洛に物おじせずに意見を言う絆、そんな絆に優しく接しつつも裏の顔を持つ元エリート刑事・多和田など愛くるしいキャラクターが多くいる。

私情により長くなりそうなので安洛は別の機会に語るとして、第1話はあえて多和田をお薦めしたい。新人である絆に「大丈夫?」「何でも聞いて」と声を掛けた優しい姿はもちろん、上司や同僚、誰にでも丁寧な話し方をするという時点で「好きだな」と思わせてくれたのに、多和田のスーツ姿が格好よすぎた。

特にお薦めなのは食事会のシーンなので、ぜひスーツ姿の多和田…いや間宮祥太朗を堪能していただきたい。(出来れば個人的には多和田とともに吉村界人演じる岡林の個性的なTシャツ姿も注目してほしい!)。

■全てのバランスがいいドラマ!
「IP?どうせ難しいんでしょ?」と思う人もいると思う。私もそのうちの一人だった。仕事なので台本を事前にもらっているが、それでも難しい用語、ストーリー、登場人物の心情、情景など全て消化して自分に全てを理解させるのはなかなか難しいことでもある。

そんな中で、完成したドラマを見たがそのストーリーの面白さとその分かりやすさに驚いた。「分からない」というだけで置いてかれてしまうことも多くあるというのに、このドラマでは置いてかれるということがなかったのだ。

難しい言葉はもちろん、簡単な言葉でさえもきちんとせりふで説明または、文字や絵で説明してくれることから頭でちゃんと理解ができたように思う。自分の頭に直接語り掛けてくれるような感覚に近い。

個性があふれるキャラクターたちによるテンポのいい会話、くすっと笑ってしまう緩いシーンやシリアスな場面、さらに劇中で流れるおしゃれな音楽など、その全てがバランスよく存在しているからこその面白さだった。

そんな「IP〜サイバー捜査班」第1話を本日7月1日(木)夜8時より皆さんもぜひご覧いただきたい。そして、待ち切れない人は私ともに6月28日に行われた制作発表記者会見の見逃し配信を見て、放送までの時間で気分を高めておくのはいかがだろうか。