ABEMAの人気恋愛番組の最新シーズン「恋とオオカミには騙されない」に参加し、“つなそら”の愛称で番組序盤から人気を集めた同い年の親友コンビ、綱啓永(つな・けいと)と井上想良(いのうえ・そら)。俳優としてドラマや舞台で活躍する中、この“恋オオカミ”では恋のライバルとなって戦う場面もあり多くの注目を集め、ますます人気上昇。2人のSNSにも多くの声が寄せられ、「若い方を含めて、本当に多くの人が見ていることを実感した」という。

その2人が6月25日からスタートしたABEMAのオムニバス短編ドラマ「私が獣になった夜」に出演することに。女性が獣のように男性を求める瞬間を描いた禁断のシークレットラブストーリーで、井上は6月25日に配信された第2話「年下部下との夜、ちゃんと上司な私」に、綱は7月9日(金)配信の第4話「ハロウィンの夜、残り物な私」に出演。大人のキスシーンがあるため、綱は「前日は死ぬほど緊張した」、井上は「現場に入った途端に上がってしまった」と笑った。

■恋オオカミを振り返って「あの時の表情は男でも惚れる顔だった」(井上)

――まずは大反響だった「恋オオカミ」について伺いたいのですが、お二人は俳優ですので、ご自分の素の表情を見ることはあまりないと思います。オンエアをご覧になっていかがでしたか?

井上「こんなデレデレした顔するんだとか(笑)、こんなふうにあからさまに悩んでいる表情するんだなとかがわかったので、お芝居の時にも生かせそうだなと思いました」

綱「僕も(自分で)見たことない顔してましたね。女の子に気持ちを伝えている表情とかは、自分で見られるわけがないので、もちろん初めて見て。お芝居では見ることのないリアルな顔だったので、自分で見て楽しかったです(笑)」

――お互いに印象的だったシーンはありますか?

綱「僕は想良がTakiちゃんに(2ショットに誘える)月LINEを使った場面です。メンバーのなかでも、どういう使い方なの?って盛り上がった場面で。いろんな葛藤が想良のなかにあるのが見ていてもわかりました。Takiちゃんのツラい気持ちがわかるから、どう言うべきか混乱している表情を初めて見て、想良ってこんな顔するんだなって」

――Takiちゃんへの思いやりの月LINEだなと思いました。

綱「僕もそう思いました。自分だったら大事な月LINEはアタックする方に使っちゃうなと思ったので、そういう使い方をする想良はやっぱり“漢”だなと思いました」

――井上さんはいかがですか?

井上「啓永は僕と一緒にいるときも笑顔なので、メンバーといてもいつもの笑顔だなと思いながら話していたんですけど、恋愛となるとまたちょっと違う顔になっていて。印象的だったのは女の子に対する啓永のやさしさや、曇りのない真っ直ぐさ。例えば、最後の方でりょうかちゃん(吉田伶香)に太陽LINEを使ったときに、りょうかちゃんが啓永のために髪を切ったのですが、啓永はそれを見て、考える間もなく『かわいい』と言ったんです。すぐに言えるのはその子に真っ直ぐ向き合っているからだと思うので、すごいやさしさが伝わってきました。あの時の表情は男でも惚れる顔をしていて、カッコよかったです」

――すぐ言えるってすごいですよね?

井上「すごいですよね。たぶん、俺、5秒かかります」

綱「結構かかるね(笑)」

井上「0.1秒じゃ出ない(笑)」

――告白が成功した時には、SNSに祝福の声がたくさん届いたのでは?

綱「いっぱい来ました!」

井上「投稿もびっくりするぐらいの反響があって!」

綱「僕はりょうかと成立しましたけど、番組中、“あおつな”を推してくださる方が多かったんです。りょうかが月LINE、太陽LINEをくれたのがきっかけで意識することが多くなって、僕自身も最後まで悩んでいたので、どういう反応があるんだろうというのでずっと不安だったんですよ」

井上「不安だったよな…」

綱「でも、皆さん、僕の気持ちを読み取って祝福してくださったので、すごくうれしかったです」

井上「僕もあおいちゃん(川口葵)と成立するまでにいろいろあったので、叩かれるんじゃないかと思ったんですけど、徐々に“そらくんのポジションならそうだよね”と僕の立場に立ってのコメントが増えたので、すごく救われました」

■新たな挑戦に歓喜「やっと来た!キスシーン!(笑)」(綱)

――「恋オオカミ」でお二人の素の表情を見てファンになった方が増えているなかで、キスシーンなどもある大人のドラマ「私が獣になった夜」への出演が決定。ストーリーのなかには実際にあったエピソードが盛り込まれているそうですが、 “あるある”感などは感じましたか?

綱「僕自身は人見知りなのでありえないですが、世間ではありそうな話だなと思いました。ナンパも世間では日常茶飯事のことだと思うから、一番共感を得られるんじゃないかと思います」

井上「僕自身、普通に働いて、こんな女性の上司がいたら、こうなりかねんなと思います(笑)。本当にこれまで演じた役のなかで一番やりやすかったんですよ。だから、“あるある”なんだろうなと思います。でも、全話ありそうだよね!」

綱「そう思う」

――井上さんは女性の上司を好きになる陸、綱さんはバーで女の子をナンパする美容師の薫を演じていますが、お二人はオーディションで役を勝ち取ったそうですね。作品テーマを聞いたときはどう思いましたか?

綱「『やっと来た!』と思いました」

井上「え、何が?詳しく教えて」

綱「キスシーン!」

井上「あははは(笑)」

綱「キスシーンは、役者として絶対に経験しなきゃいけないとずっと思っていたんです。想良はデビュー作でキスシーンとベッドシーンがあったから、すごいうらやましくて!あ、変な意味じゃないですよ!」

井上「変な意味にしか聞こえんのよ、マジで(笑)」

綱「いやいや。やっぱり良い役者はキスシーンも綺麗にこなすというか、そういう役者になりたいから早めに経験しておきたかったんです。だから、僕を見てくれている人が増えている、このタイミングで出演できたことはすごくありがたいことだなと思いました」

――では、キスシーン経験済みの井上さんはいかがでしたか?

井上「僕は最初に台本を読んだ時に、気持ちがすごいわかるなと思いました。役のキャラクターに、自分と似ている要素を感じたんです。年上の大人の女性に惹かれるところとか、好きになるとその人しか見えなくなるところとか。どうやって振り向かせようかを常に考えていそうなところとか。見ていただくとわかると思うんですけど、深刻な表情をわざとしてみたり。そういうところがすごくやりやすくて、台本を読んだ瞬間から早く演じたいと思いました」

――綱さんは役との共通点ありましたか?

綱「僕はあまりなかったですね。まず、僕が演じる薫が1人で飲んでいるところから話が始まるんですけど、そもそも僕は1人で飲まないので。薫は僕ではありえない行動をするので、そこが新鮮で演じるのが楽しみでした。実際にやってみてもやりづらさを感じることはなく、むしろやりやすかったです」

――では、撮影はいかがでしたか?緊張されました?

綱「前日は死ぬほど緊張したんですけど、いざ現場に入るとびっくりするぐらい緊張しなくて。相手役の坂ノ上茜さんもキスシーンが初めてだったみたいですが、細かいディテールについて撮影に入る前にしっかり打ち合わせしたので安心して臨めました。その後は(キスシーン前の)歯磨きをしました(笑)」

井上「僕はさっき啓永が言っていた最初のキスシーンの時のことをほぼ覚えていないんですよ。本当に初めての仕事だったので。だから、撮影のほとんどは楽しみだったんですけど、キスシーンだけは不安で。現場に入った瞬間にすごい上がってしまったんですけど、お相手の手塚真生さんがすごくやさしい方で、お芝居でも合間の会話でも引っ張ってくださったので緊張せずにできました」

綱「引っ張ってもらったのは、僕も一緒です。坂ノ上さんはすごくお芝居が上手でしたし、現場にはみんなで作ってる感があったので、緊張感を消してくれたんだと思います」

――お互いのストーリーは見ますか?

井上「見ます。楽しみです」

綱「僕はすでにマネージャーさんが撮っていた映像でちょっと見たのですが、バッチグーでしたね」

井上「え?どれのこと?」

綱「大人な、濃厚なキスシーンでした」

井上「やっていて幸せでした。終わり方がハッピーエンドなので」

綱「わかる!僕もめっちゃ幸せでした!」

――「オオカミ」ファンが、どよめきそうですね(笑)。

井上「本気にして見たら、意識飛んじゃうね(笑)」

綱「確かに(笑)」

■コンビの関係は無限大!? 妄想止まらぬ「共演するとしたら…」

――今回は共演シーンがありませんでしたが、共演するとしたらどんな作品がいいですか?

井上「ライバル役がしたいです」

綱「あ!言おうと思った」

井上「取っ組み合いするぐらいに本気で、人間的に悪いところも全部出して、バチバチの戦いをやってみたい」

綱「それこそヒロインが1人いて、取り合うとかね。それか、相棒役」

井上「あー、いいね!」

綱「2人でやってみたい役、無限にあるよね。タッグ組んで事件解決とか」

井上「いいね、それ。あとは大ボスの家来2人」

綱「あはははは(笑)」

井上「『コイツが悪いんです!』」

綱「『いや、コイツっす!』って。その芝居楽しそう。W主演してみたいですね」

井上「啓永となら、普通に張り合えると思うので…」

綱「いいものになりそうだなと思います。この関係性がお芝居にも出ると思いますし」

井上「想像してるだけで楽しい(笑)」

――見てみたいです!でも、まずは、今回の“わたけも”を拝見します。それぞれの見どころ、注目してほしいポイントを教えてください。

井上「僕の役は、男なら絶対通る道だと思うんです。年上のお姉さんにあこがれるという共感できるストーリーであるところと、相手役の手塚さんの何がなんでも追いかけて掴みたくなってしまう魅力的なところも見てほしいです。絶対共感できると思うので、特に男性にも見てもらいたいです」

綱「僕は坂ノ上さん演じる舞香ちゃんが1人になってしまうシチュエーションを見ていて、わかるな〜と思ったので、まずそこに共感していただけるのではないかと思います。そして、『恋オオカミ』の樋口晃平も出ているのでそこも楽しみにしていただきつつ、キスシーンにも注目していただきつつのラストシーン!渋谷のスクランブル交差点でワンカットで撮ったんです。すごく難しかったんですけど、3、4回目に奇跡的にピッタリ合って、忘れられないぐらいすごく楽しかったので、ぜひ見ていただきたいです!」

井上「それ、すげー楽しみ!」

綱「まあ、見どころは全部ですけどね(笑)」

井上「そうだけど(笑)。そして、一度と言わず、何度も見ていただきたいです」