ジャニーズWEST・藤井流星が、黒柳徹子主演の朗読劇「ハロルドとモード」に出演することが決定。9月30日(木)〜10月14日(木)まで東京・EXシアター六本木で、10月16日(土)〜18日(月)まで大阪・森ノ宮ピロティホールで上演される。

1971年にアメリカで公開された映画「ハロルドとモード」は、ブラックユーモアを随所にちりばめながら、年齢差のあるちょっと変わった二人のラブストーリーと生きることの楽しさをコメディータッチに描いた作品。

2020年9月には、これまで数多くの舞台作品の脚本・翻訳・演出を手掛けてきたG2によって新たに脚本が書き下ろされ、朗読劇として上演。舞台セット、衣裳、照明、ピアノの生演奏など意匠を凝らし、朗読劇という枠組みを超えた作品創りで話題となった。

■79歳の女性・モードと19歳の少年・ハロルドの恋物語を描く

79歳のチャーミングな女性・モードを演じるのは、長きにわたり海外コメディーシリーズで主演を務めてきた黒柳。今作はかつて観劇して以来、かねてより出演を熱望していた作品で、2020年の公演で長年の夢を実現させ、今後も黒柳自身のライフワークとして定期的に上演される予定。

そして、2020年にハロルドを演じた生田斗真からバトンを受け継ぐのは、2020年に上演された「正しいロックバンドの作り方 夏」以来1年ぶりの舞台出演となるジャニーズWESTの藤井。今作で黒柳と初共演を果たす。

さらに、森川葵、花組芝居の小林大介、石丸謙二郎、高島礼子が出演する。

■藤井流星(ジャニーズWEST)コメント

今回の出演が決まり、とてもうれしかったですし、朗読劇と聞き、驚きと新しい経験ができることにワクワクしました。前回は事務所の先輩でもある生田斗真くんがやられていた役なので、同じ役を演じる喜びと同時にプレッシャーもあります。

そして、黒柳さんとご一緒できることはすごく驚きました。小さい頃からテレビで拝見していた雲の上の存在というイメージで、まだ共演をする実感が湧いていないのですが、貴重な機会を頂けたことに感謝していますし、いろいろと学ばせていただきたいです。

この作品は、最初は変わり者の少年とファンキーな老婦人に見えますが、その裏にはさまざまな事情もあり、話が進むにつれ見えてくる人間らしさや、モードが発する一言一言がぶっ飛んで聞こえるのですが、実際はすごく考えさせられるもので、そこが魅力だと思います。

舞台は映像と違い、リアルタイムでお客さんの反応が返ってくるので緊張感もありますが、逆にそれが楽しくもありますし、毎公演勉強になります。朗読劇は初挑戦ですが、すてきなキャストの皆さんとご一緒できることが光栄ですし、すごく楽しみです。見に来ていただける方に「ハロルドとモード」を楽しんでもらえるように頑張ります!

■黒柳徹子コメント

2020年の朗読劇は、私にとって初めてと言っていい経験でしたけど、皆さまの想像力をいっぱいにさせる素晴らしいものだと知りました。装置がなくとも動きがなくても、皆さまの想像力がそれをはるかに上回る、とわかったのです。好評につき、今年もやらせていただくことにしました。

2020年は、ハロルド役を生田斗真さんにやっていただきましたが、今回は、ジャニーズWESTの藤井流星さんにお願いしました。私が「ハロルドとモード」の舞台を最初に見たのは1977年。モードを演じたのは、フランスの名優ジャン=ルイ・バローの奥さんのマドレーヌ・ルノーでした。

その後、文学座の先輩でもあった長岡輝子さんの舞台も見ましたが、笑いと涙が交錯してとっても印象的でした。芝居が終わっても私はずっと泣いてたような気がします。その頃から私は、モードの役を演じてみたいと思っていました。喜劇でも最後には泣くこともあるのです。ぜひ、ご覧ください。お待ちしています。

■台本・演出:G2コメント

朗読劇に全く興味はありませんでした。ですが、徹子さんの「どうしても『ハロルドとモード』をやりたい」という熱意に共感し、2020年、この作品を朗読劇として台本も新たに「今までにない朗読劇を」のスローガンのもと上演しました。たくさんのお客さまに喜んでいただきましたが、「朗読劇ではなく、普通の芝居を見ているようだった」という感想が圧倒的に多かったのが印象的でした。

また私自身、徹子さんの演じたモードがあまりにもキュート過ぎて心を奪われてしまうという事件も起きました。今年、キャストを一新しての再演にあたり、ハロルド役には奇才(と私は勝手に思い込んでますが)藤井流星くんを迎えます。同じ台本・演出でも、作品に必ずや新たな息吹をもたらしてくれることでしょう。私も心を更地にして取り組む所存です。

キュートな装置、グラマラスな衣装、ハートフルな音楽、そして何よりも俳優の息の合ったやりとり、ちょっぴりブラックなジョークの連発に多いに笑っていただき、そして最後は…。人間や人生についてピュアに感じることができる舞台、生きている素晴らしさを実感できる時間をお過ごしいただけるはず。