とあるバッティングセンターが舞台の「八月は夜のバッティングセンターで。」(テレビ東京系)。訳あって夏休みにアルバイトを始めた高校生・舞(関水渚)と、謎の元プロ野球選手・伊藤(仲村トオル)が、バッティングセンターに来る悩める女性たちを救っていく。

本作が初共演となる2人にインタビューを実施し、お互いの印象や作品の見どころなどを聞いた。

■関水「撮影が連日続いても疲れは全然感じない」

関水:舞は、勝ち気だけど不器用な女の子。少し言葉遣いが荒いところがあるのですが、思いをうまく伝えられなかったり、器用じゃないからそうなってしまうんだろうなって。実は真っすぐで女の子っぽい子なんじゃないかと思っています。

仲村:伊藤は、古き良き昭和の時代に、近所に一人はいたような、ある意味おせっかいというか、他人の人生の問題に頼まれてもいないのに遠慮せず踏み込んでいく男。説教くさくはなりたくないですし、あくまで“応援団”のようなスタンスで、登場する悩める女性たちに寄り添っていければと思っています。

年の差のW主演となる本作。2人共お芝居を楽しんでいると話す。

関水:仲村さんのお芝居って、役の気持ちがダイレクトに届いてくるんです。毎日それがすごく楽しくて、撮影が連日続いても疲れは全然感じないですね。最高です。

仲村:クランクイン前、関水さんの出演映画「町田くんの世界」('19年)を見て素晴らしい女優さんだ、一緒に芝居をしたらきっと楽しいだろう、と思いました。撮影現場でそれほど年齢差を感じないのは、しっかりした女優だからかな、と。僕も充実した日々を過ごさせてもらってます。

■仲村「フォームを見ているだけでもエンターテインメントだなと」

関水は高校時代に野球部のマネジャーを経験。仲村は小中と野球部に所属した元球児。ドラマには毎話、誰もが知っているような“野球界のレジェンド”たちも登場する。

関水:球場のシーンはすごく楽しく撮影できましたし、レジェンドの方々のプレーを間近で見られるのは本当にぜいたく。

仲村:ものすごい結果を残した方々が出演されていて、皆さんのフォームを見ているだけでもエンターテインメントだなと思います。ボールをキャッチするだけで、こんなにいろいろ感じさせてくれるんだ…っていう、どこか感動に近い感情がありますね。

関水:バッティングセンターに関しては、今まで行ったことがなくて。ずっと大人なイメージがあったのですが今回で印象が変わりました。子供がいっぱい来ていて、一角にワニワニパニックが置いてあったりして、何か、夢のある場所だなって。

仲村:打ってみました?

関水:はい。でも最初は全然当たらなくて。小学生しかいない80キロの列に並んで練習しました(笑)。

仲村:僕は野球場もバッティングセンターのロケも、いつもウズウズしています。投げたいな、打ちたいなって。でもそういうときに限って、相手をしてくれそうなのが小さい子役しかいなかったりするんですけどね(笑)。

取材・文=川倉由起子