Netflixオリジナルアニメシリーズ「バイオハザード:インフィニット ダークネス」のメイキング映像が解禁。今作で初めてアニメーションの監督を務めた羽住英一郎監督をはじめ、エグゼクティブプロデューサーの小林裕幸氏ら制作陣から、今作の制作秘話や撮影の舞台裏などが語られた。

■“リアリティ”を追求した、制作秘話満載のメイキング映像が解禁

今回解禁された映像では、モーションキャプチャーを駆使した制作現場の様子はもちろん、制作陣による細かく計算された制作過程とエピソードを披露。冒頭は「英語キャスト/モーションアクター」として、レオン役を演じたNick Apostolidesと、同じくクレア役を演じたStephanie Paniselloによって、撮影を振り返るコメントとともに、激しいアクションシーンに挑む姿が収められている。

また、ゾンビに襲われている仲間をレオンが間一髪で救助するシーンや、自らの調査のために奔走するクレアの緊迫のシーンの裏側も映し出されており、CGプロデューサーの宮本佳氏は、「人間の動きは色々なノイズがのっていることで自然な動きが表現できるので、モーションキャプチャーを使用することで、“雑味”が出ることは、リアルを追求する上では欠かせない技術ではないか」と、演出のポイントを語った。

羽住監督も同様に、「物理的なアクションはもちろん、心理的な表現を(モーションキャプチャーを通じて)生身の人間で実施できたことは安心しました。もしモーションキャプチャーが使えなかったら、アプローチを変える必要がありました」と明かしており、同作におけるモーションキャプチャーの大切さが改めて感じられるエピソードを披露した。

小林プロデューサーは、「レオンとクレアという2人のスターを、どなたにも喜んでもらえるように作りあげました。より実写に近い映像をつくることを目指していた中で、今回、羽住監督にお力をいただいたことで、一層実写に近づいた形になりました」と、今作の完成度に自信をのぞかせている。

より実写に近づけるため、撮影方法にも工夫を凝らした同作。撮影監督のジュン・ワタナベ氏は、「今回一番こだわったのは、CGなんだけれど、リアリティを出すために実写の撮影と同じようにしましょうと。例えば、一歩右にカメラマンが動く時に、バーチャル的にもカメラマンが右に移動するという動きをまねしてアニメーションを作りました」と語り、CGディレクターの清水智弘氏は、「1ショット毎に羽住監督と事前に話をしながら、綿密に動画を撮りました。レオンはどんなシーンでもレオンに見えなければならないので、窮地に追い込まれた状況でも、リアリティを崩さずに、本来のレオンを見せれるかというのがすごく大変でした」と、制作時の苦労を語りながらも、勉強になることがたくさんあったと振り返る。

羽住監督は、「小林さんが何よりファンを大事に考えているからこそ、これだけ長く『バイオハザード』シリーズが続いているし、ファンも離れないんだなと勉強になりました」と述べ、小林プロデューサーからは、「羽住監督と本作を描いたことで、また新しいレオンの魅力を引き出していただきました。25年に渡る『バイオハザード』シリーズの歴史の中で、最近登場していない人気のキャラクターもいるので、まだまだいろいろな作品を作っていきたいと思います」と、新作の制作についても改めて意欲をのぞかせた。

Netflixオリジナルアニメシリーズ「バイオハザード:インフィニット ダークネス」は、Netflixにて全世界独占配信中。