二階堂ふみが主演を務める火曜ドラマ「プロミス・シンデレラ」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)の第1話が7月13日に放送された。年上女子×年下男子の斬新なラブストーリーが展開していく本作。2人の出会いが描かれた第1話は、曲がったことが大嫌いな性格の主人公・早梅(二階堂)の痛快なたんかが見られ、今後への期待をふくらませた。(以下、ネタバレがあります)



■真っすぐな主人公を二階堂が好演!

原作は、漫画アプリ「マンガワン」(小学館)に連載中の同名漫画。人生崖っぷちアラサーバツイチ女子・早梅が、金持ちでイケメンだが性格のすこぶる悪い男子高校生・壱成(眞栄田郷敦)に目をつけられ、金と人生を賭けた“リアル人生ゲーム”を繰り広げていくラブコメディー。

第1話は、早梅が夫・正弘(井之脇海)から「他に幸せにしたい人ができた」と一方的に離婚を切り出され、ショックから家を飛び出すが、スリに有り金を全て奪われ、パートもクビになり、宿無し状態に。

そんな早梅が公園で野宿しているところに壱成が現れる。高級老舗旅館「かたおか」を営む家の次男である壱成は、崖っぷちの早梅に興味を持ち、暇つぶしとしてただで家に泊めてやる代わりに“リアル人生ゲーム”を持ちかける。悪趣味さに早梅は腹を立てるが、ひょんなことから背負った借金返済のためゲームに参加することになる…という展開だった。

曲がったことが大嫌いな早梅の言動がとにかく痛快で、第1話を盛り上げた。公園で会う前に、同級生に荷物を持たせている壱成に「みっともない」と言い放っていた早梅。公園で早梅の靴を壱成が投げ捨て、弁償しようとお金をちらつかせると、早梅は壱成にビンタし、馬乗りに。

さらに人生ゲームの最初のミッション「セレブパーティーで主役に恥をかかせたら20万円」の遂行中には、失礼な態度だった壱成の顔面をケーキまみれにして説教。また優秀な兄と比較して「落ちこぼれ」と壱成に言ったパーティーの主役の女子にもケーキをぶつけ、「人と人を比べんじゃないわよ。みんなそれぞれ違ってて当たり前なんだから。他人が勝手に落ちこぼれ呼ばわりしていい権利なんてないの」と説いた。

たんかを切る早梅の姿には、視聴者から「スカッとした」との声が上がり、Twitterのトレンド上位入り。曲がったことが嫌いという早梅の優しさと温かさ、強さを二階堂が見事に体現していた。


■ラブストーリーは三角関係に?

本作はタイトルに入っている“シンデレラ”の童話のように、靴が鍵として描かれた。早梅の靴を壱成が投げ捨てたシーンがあったが、冒頭ではどん底だった17歳の早梅が男子高校生に靴を差し出されるシーンが映し出された。しかし、早梅はその“ガラスの靴”を履かずに立ち去っていた。

どうやらそのときの男子高校生は、壱成の兄・成吾(岩田剛典)であるようなことを暗示。容姿端麗、成績も優秀だった成吾の現在は、「かたおか」の跡継ぎとして忙しい日々を送っていた。

性悪だがどこかかわいさのある壱成を演じる眞栄田と、和服姿で成吾のキリっとした佇まいを見せる岩田。対照的な2人と早梅がどのような展開を見せるのか。

ストーリー運びのテンポの良さと、旅館「かたおか」の大女将・悦子にふんする三田佳子、執事・吉寅の高橋克実ほか、松井玲奈、金子ノブアキら脇を固めるキャスト陣の顔ぶれと共に期待が高まるばかりだ。

第2話は7月20日(火)に放送される。悦子の口利きで旅館で働くことになった早梅。ある日、悦子は、新しい掛け軸を旧館の物置きから出しておくよう壱成に頼む。しかし、その物置きには幽霊が出るといううわさがあった。旅館嫌いなうえ、怖がりの壱成は、早梅にやらせようと「呪われた物置小屋から掛け軸を持ってくる」というゲームを思いつく。

(文=ザテレビジョンドラマ部)