二階堂ふみが主演を務める火曜ドラマ「プロミス・シンデレラ」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)の第2話が7月20日に放送された。主人公・早梅(二階堂)を振り回す、性格の悪い高校生・壱成(眞栄田郷敦)。本話では怖がりという一面が明かされ、そのギャップでストーリーを盛り上げた。(以下、ネタバレがあります)



■性悪だけでないキャラクターを魅力的にする眞栄田郷敦

本ドラマの原作は、漫画アプリ「マンガワン」(小学館)に連載中の同名漫画。人生崖っぷちアラサーバツイチ女子・早梅が、金持ちでイケメンだが性格のすこぶる悪い男子高校生・壱成(眞栄田郷敦)に目をつけられ、金と人生を賭けた“リアル人生ゲーム”を繰り広げていくラブコメディー。

第2話は、旅館の大女将で祖母である悦子(三田佳子)から掛け軸を旧館の物置から出しておくように頼まれた壱成。その物置きには幽霊が出るといううわさがあり、旅館嫌いなうえ怖がりの壱成は、早梅に「呪われた物置部屋から掛け軸を持ってくる」というゲームをやらせるという展開だった。

第1話であまりの性悪ぶりに一部の視聴者から引き気味の感想が漏れた壱成。今回は横暴な態度のドSキャラに、幽霊が怖いという一面があることが明らかに。テレビの心霊番組や、執事・吉寅(高橋克実)の脅かしにビビりまくる姿にかわいさが見えた。

また、旅館にある茶房のマスター・洸也(金子ノブアキ)が早梅に近づいたり、旅館で早梅が兄・成吾(岩田剛典)のお嫁さん候補ではないかとうわさされていることを知ると、不機嫌になる子供っぽい場面が。

そして夜中に物置部屋に行かされた早梅が体調悪化して倒れてしまうと、嫌って立ち寄るのさえ避けていた旅館に駆けつけて助け出す優しさもあった。

1話のなかで性悪だけでない、さまざまな表情を見せた眞栄田。前シーズンのドラマ「レンアイ漫画家」や正月に放送されたスペシャルドラマ「教場2」(ともにフジテレビ系)など、映画では6月公開の「ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜」、今月公開になった「東京卍リベンジャーズ」と、出演作が目白押し。

若手俳優としての期待が高まっているなかで、本ドラマでドSながらかわいさのギャップもある壱成というキャラクターをグッと魅力的に押し上げるという、演技力を発揮した。なぜ家業である旅館を嫌うのかという謎もあり、今後は揺れ動く心をどう表現していくのかにさらに期待したい。


■おんぶVSお姫様抱っこ

さて、第1話で壱成と成吾の兄弟が早梅と三角関係になりそうな雰囲気があったが、いよいよ動き出しそうだ。

物置部屋で倒れた早梅を壱成が助けたが、寒気がするという早梅のために羽織るものを取りに行っている間に、ぐったりしていた早梅を成吾が見つけて旅館の空いている部屋で休ませようと抱え上げた。

物置部屋から連れ出すとき、早梅をおんぶした壱成。一方、成吾はお姫様抱っこ。本話もタイトルがTwitterのトレンド入りを果たしたが、視聴者からは「おんぶがいいか抱っこがいいかめちゃ悩ましい」「対比凄くいいな」といった声が上がった。

第3話は7月27日(火)に放送される。早梅が正式に離婚していないと知った壱成は、自宅に戻って離婚届にサインをし、不倫した夫・正弘(井之脇海)から慰謝料300万円をぶんどるというゲームを持ちかける。一方、成吾は初恋の相手である早梅が再び自分の目に現れ、冷静ではいられない。成吾は早梅に会いに行こうと、悦子の家を訪れる。

(文=ザテレビジョンドラマ部)