ジャニーズWEST・重岡大毅がシングルファーザー役で主演を務める金曜ドラマ「#家族募集します」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)の第3話が8月13日(金)に放送された。俊平(重岡)が5歳の息子・陽(佐藤遙灯)に、亡き妻・みどり(山本美月)の死を告白する場面では、視聴者からも俊平親子と一緒に涙を流したといった声があがった。また、ラストに俊平が別の涙を見せたシーンでは、重岡の細やかな演技が光り、さらに見る者の感動を色濃くした。(以下、ネタバレが含まれます)


■息子に“ママが亡くなった”事実を言えずにいた俊平

同作は、ドラマ「山田太郎ものがたり」(2007年)、「カンナさーん!」(2017年ともにTBS系)などを手掛けたマギーによるオリジナルストーリー。

息子・陽を育てる俊平の幼なじみ・蒼介(仲野太賀)が、SNSに「#家族募集します」という投稿をしたのがきっかけで、ギターを持っためいく(岸井ゆきの)と息子の大地(三浦綺羅)がお好み焼き屋「にじや」で暮らし始めた。

俊平と礼(木村文乃)も頻繁に顔を出すようになっていて、蒼介はこのまま皆で暮らせるのではと楽しみにする。ところが、俊平は「おれにはまだ先延ばしにしている宿題がある」と前に進めずにいる問題があった。息子の陽に、ママが亡くなったという事実を言えずにいたのである。

■真実を伝えて「一緒に泣こう」と息子をハグ

礼は「真実を伝えるべき」と俊平にアドバイス。礼や蒼介の優しさに背中を押された俊平は、陽と2人になって「大事な話がある。ママのこと」と切り出した。

「ママは死んじゃった。もう会えない」と真っすぐに真実を告げると、俊平は息子をぎゅっと抱きしめた。「パパも寂しい。寂しいときはね、一緒に泣こう」と父子で号泣。「ママはね、陽のことずっと見てくれてるよ」、「ママだけじゃないよ。ここにいる皆がね、ずっとは陽のこと見てくれてるよ」と、小さな胸に抱いた喪失感を何とか和らげるように、俊平は陽を優しく包み込んだのだった。
■重岡が見せた“2種類の涙”が感動を呼んだ

陽の元へ駆け寄った礼とめいくの子どもたちが「おーーい」と月の出る夜空に向かって手を振る姿には、みどりのいない日々を歩んでいこうとするたくましさが感じられた。「これからは、ママの話をいっぱいしよう」と息子と誓った俊平。父として、大きな役目を果たした瞬間だった。

「君のいない人生のスタートラインに立てた気がする。この人たちと、暮らしてみることにするよ。明日も皆で笑えるように」とみどりに話しかけるような決意をあらわにした俊平。ところが、ラストシーンでは、妻と息子、3人で暮らした部屋で一人、写真を握りしめながら泣く俊平がいた。息子や「にじや」の皆の前で見せた涙とは、また違った、一人の悲しい男の涙。重岡は、亡き妻への愛が、そう簡単には消えることは無いという繊細さを見せて演じ分けていたようであった。

視聴者の反響も大きく、今回もTwitterのトレンドランキング入り。「俳優・重岡大毅に魅せられっぱなしなのだが」「小さな子よりも大人が立ち直る方が大変だったりするんだよな」「涙腺崩壊」など、ドラマの世界にのめり込むコメントが相次いだ。

次回、第4話は8月20日(日)に放送される。ついに正式に俊平と礼も「にじや」で暮らし始め、大人4人と子ども3人の暮らしがスタートする。そんな順風満帆な「にじや」に事件発生。蒼介がそのままにしていた「#家族募集します」の投稿を見て、強面で威圧的な黒崎徹(橋本じゅん)と8歳の娘・いつき(板垣樹)が突然「今日から入居したい」とやって来るのだ。しかし、すでに「にじや」は満員で、新たな同居人を受け入れるスペースがなく、気まずい空気になる。

文=ザテレビジョンドラマ部