アイドルグループ・恵比寿マスカッツの連載企画「裏撮(うらどり)!!マスカッツ」。第2回の今回、撮影をお願いしたのは、市川まさみと桃乃木かな。2人には8月14日開催のオンラインライブのリハーサルの合間や、ライブ当日の楽屋などで撮影してもらった。そんなオフショットを市川と桃乃木のコメント付きで公開するとともに、ライブ後の感想やアイドル活動、自身の今後についてなど、今の気持ちをつづってもらった。

2008年にバラエティー番組がきっかけで誕生し、番組の総合演出・マッコイ斎藤とともに時代に合わせて変化と進化を遂げてきたマスカッツは、活動休止期間を経てトータルの活動年数は10年を超え、グラビアアイドル・セクシー女優・モデルからなるメンバーは現在30人体制の大所帯。ABEMA冠番組「恵比寿マスカッツ ハニートラップTV」ではセクシーかつ体を張った企画に挑み、近年の音楽面では再生回数100万回超えの「EBISU ANIMAL ANTHEM」をはじめアッパー系の楽曲を多くリリース、そのほかYouTubeチャンネルなどでも“新たな顔”を発信、奮闘し続ける彼女たち。そんなメンバーの“裏の顔”(=素顔)に迫るため、メンバー同士でオフショットを撮影してもらう本連載企画「裏撮(うらどり)!!マスカッツ」を7月よりスタートした(月1回更新予定)。


■市川まさみ「チームやメンバーを守れるリーダーでありたい」

※文=市川まさみ

8月14日は、3カ月ぶりのマスカッツライブでした。
実は5月のライブで全体の演出担当を任せてもらっていたのですが、それまで台本を書いたことも演出全てを担当したこともなかったので、過去の台本を何回も何回も見返して、書き方や意味をもう一度勉強し直したり、これまで以上に全体の流れに気をつけながらの演出・構成を考えたり。そして今回も引き続き演出として各チームのリーダーと話し合いながらライブを作っていったんです。

今回は本番当日まで3チームとも変更や修正が多く、時間との戦いに焦りも感じていました。そんな時「私にできることはないですか!?」とメンバーから声を上げてくれて、全員が“自分にできること”を考えて、力を貸してくれたおかげで、無事本番を迎えられてとてもうれしかったです。

失敗もしたし悩むこともたくさんありましたが私自身、そしてチーム全体もまた一つ成長することができたように今は感じています。「責任感は人を育てる代表的な人」とマッコイさんはよく私に言いますが、今のマスカッツって実はみんな、責任感で育つタイプなのかも!メンバーの対応力や行動力には今も昔も助けられてばかりです。

そんなライブ、いまだにものすごく緊張します。今回一緒にチームリーダー兼MCを務めてくれた羽咲(みはる)ちゃんと、本番ギリギリまで会場入り口の階段や控室でMCの練習をして、不安なところをとことん話し合って。ダンスで不安なところはゲッスー(吉澤友貴)に確認。

私は緊張すると頭が真っ白になりがちだから、とにかく落ち着かなきゃってこっそり瞑想タイムも作ります。どうしても緊張が解けない時、昔スーブー(小野美公)が教えてくれた「自信を吸って〜不安を吐く〜」と心の中で唱えながら深呼吸をして、ステージに向かいます。私が不安そうにしていると「いっちー大丈夫?」と声をかけて励ましてくれるメンバーの優しさには、涙があふれそうになることも。恵比寿マスカッツって本当に最高の仲間ですね。

マスカッツに加入して6年目。最初の数年は収録のたびに、みんなのように上手くできない自分に腹を立てては泣いて、発言することすら怖くなった時期がありました。そんな時マッコイさんに「市川は思ったことをそのまま言えばいい」と言ってもらえて、“怖がらず発言してみよう”と思えるようになり、今は“なんでも言ってみる!”くらいの気持ち…まあ不器用で下手くそなのは相変わらずで。バラエティーの難しさには今でも毎回頭を悩ませてばかりです。

そして私が2018年にリーダーに就任して、3年が経ちました。腰を痛めて半年近くお休みしてしまったので実際2年半になりますかね?理想のリーダー像を聞かれたら…みんなから愛される嵐のリーダー・大野智さん、って答えます。私は決して目立つ存在でもエースでもないし、バリバリのリーダーになろうとも思っていなくて、みんなもそれは求めていないと思う。

ただ自分の中で心に決めている事があって。
リーダー就任の時に桃ちゃんが言ってくれた「架け橋になる人」。
運営が言ってくれた「癒やしの存在。愛される人。背中で見せてほしい」。
これは私とみんなとの約束だと思って、今も大切にしています。みんながあの時「助けてくれる」と言った言葉を、今でも守ってくれているから。いざという時チームやメンバーを守れるリーダーでありたいです。

マスカッツとして「ファン、メンバー、スタッフみんなが同じ方向を向いて助け合えるグループ」になるという目標は達成できたと思うんです。正直メンバーの入れ替わりも多いし、30人もいると一人一人のペースに合わせることも難しい。そんな今目指しているのは「先輩が後輩を育てるグループ」かな。

この1年、1期生の助けを借りつつ、2期生に大切な役割を任せてみると、ここ最近「2期生がすごく成長してきた!」と感じるほど頼もしい存在に。3期生も「先輩たちみたいになりたい!」と日々努力してくれています。

今は地道にコツコツと積み重ねて、また全員で番組やライブができるようになった時に改めて、みんなで手を差し伸べて寄り添えられたら…化学反応が起きてもっともっとお互い成長できるし、仲間として尊重し合える存在になる!“個性”と“チームワーク”が光るマスカッツになれたらいいなと思います。

プライベートでは今年30歳を迎えて、また一つ大人にならなければ…と思ってはいるのですが何から始めればいいのか正直、迷走中です。いつも目先のことに追われがちなので、もう少し心の余裕が持てるようになりたいなと思います。

6月からはまたSODでの勤務を再開していたので、今は女優とOL、そしてマスカッツも入れると3足のわらじ(?)に。このご時世や腰の不調もあって女優業は少しセーブしているので、主にOLとマスカッツがメインになりますね。会社勤務で大変なことはそこまでないのですが、今回のようにライブ前とかは準備に追われるので出勤調整をしなきゃいけなくて、会社も了承してくれているとはいえ迷惑をかけないようにとスケジュール管理が大変かも。あと、これは愚痴みたいになっちゃいますが、化粧しなくていい男性社員が本当にうらやましい!!女性は化粧しなきゃいけないって誰が決めたんだ!?日当500円でもいいから化粧給与みたいなのあったら喜んでするのにな〜(笑)。

だいぶ話がそれてしまいましたが…。
これからも自分らしさとマイペースを大切に、マスカッツの“癒やしのリーダー”を目指していきたいです。あと、バラエティー力を上げたい!これはマスカッツにいる限り永遠の課題になりそうです(笑)。




■桃乃木かな「私のいるマスカッツを箱推ししてほしい」

※文=桃乃木かな

「私がリーダーで大丈夫かな」って不安でしたが、今回初のチームリーダーに。何か発言する時に緊張してしまうので、コミュニケーションをとるのが最初の問題で。MCは「いっちーさんだったらこう言うな」っていうのを参考に。せっかくリーダーって役職をもらったのでやらなきゃなと頑張ったけど…不自然じゃなかったかな?画面の向こうで楽しんでもらえましたか?

今回、ライブの前日まで誰が休みになってしまうか分からなかったけど、メンバーが抜けた場合の歌割やフォーメーションを事前に考えていたこともあって、無事終えられてホッとしています。プレッシャーもあったけど、頼れるリーダーとかあまり言われないからうれしかったです。私はライブ中が一番素を出せていると思うので、今回も楽しめました!

ライブ前はずっと髪を触ったり何かしたりして緊張を紛らわせます。私は緊張すると石みたいになって無言になるのが怖い人に見えるみたいだけど、今回はみんな話しかけてくれてワイワイできました。同じくリーダーだった、同期の石岡(真衣)さんも私もフワフワしてるけど、周りのメンバーが意見を言ってくれて形になる、良いチームだったなと思います。
ちなみに私の頑張る秘訣の一つは、「今日何を食べるか決めること」です。最近はセブンイレブンのわらびもちにハマってて。めっちゃ甘いけど、つい手に取っちゃいます。

私はずっと、“BBBの裏センター”っていうポジションというか、あの当時の末っ子キャラのまま、キラキラした感じでいきたいなって思ってたんです。でも、メンバーと仲良くないとかいじられ始めた時に「そんなにキラキラもしてないな…?」、MOMOROCKというユニットの話をいただいた時には「クールで群れないカッコいい感じに思われてるのかな」って。ライブの時はファンの方に向けてキラキラして、収録では冷めたキャラ、がいいのかな。

ライブって、笑顔がすてきな子、表情が豊かな子に目がいっちゃいますよね。だから前回のオンラインライブ、観客席で見てたらみぃなな(川上奈々美)さんを自然と目が追っていました。ずっと楽しそうだし、表現者だなあって。アイドルってこういうことだよな、自分が楽しむのを一番にしようって、そんな気持ちが湧いてきたんですよね。

ありがたいことに(三上)悠亜ちゃんと一緒にマスカッツのエースと言ってもらえますが、私、悠亜ちゃんに「いてくれてありがとう」ってずっと感謝してるんです。センターが似合う人で、キラキラしたイメージを持っていて。悠亜ちゃんがセンターでいてくれて助かってるし、悠亜ちゃんがセンターだってみんな認識してる。2人で並ばせてもらうことがあると「私はその域には達してないのに」「期待に応えられなかった時どうしよう」ってプレッシャーで怖くなっちゃうので本当はちょっと裏くらいだとうれしい…。でも「かわいい甲子園」企画では勝ちますけどねっ!

マスカッツ6年目の今年は、新メンバーが加入したことで、気が引き締まったし年数を重ねたなって思いです。チームリーダーに任命されて、「先輩だからやらなきゃ」って今までなかった気持ちも出てきました。

私はマスカッツ加入と同時期に女優デビューだったので、この6年、マスカッツのみんなと過ごす中でもいろんな知識を身に着けられたと思います。 (松本)ゆんちゃんのダンスはすごくきれいで、「どうやって踊ってるの?」って教えてもらって成長できました。それにメンバーみんなかわいくなってるから、そういった面も参考になってると思う。

これからは個人としても新しい事に挑戦していきたいです。今思い浮かぶのは舞台!お芝居もまだ苦手だし忙しくて大変そうですけど、しっかり役作りをして、充実した時間を過ごせそうだなって。昔バレーボール部だったので、毎日練習詰めの生活が懐かしくもあります(笑)。マスカッツで舞台やってるメンバーも多いんですよ。合間に役作りの話をしていたり、SNSの投稿を見ても生き生きしていたり。憧れます。

あとは、まだあまり更新できていないYouTubeも頑張りたいです。本当は食べ歩きとかやりたかったんですけどこのご時世だから、「あのお店の新作メニュー食べてみた!」とかやりたいな。YouTubeでは生配信も、今の時代は需要があるんだろうなとも思うんですよね。

SNSではもっと上は目指した方がいいなとは思っていますが、悩むこともあって。フォロワー数に対してあまり伸びていないと、拡散しにくいツイートしてたかなあとか。常にみんなが楽しんでくれたらいいなって文章とか考えるんですけど、叩かれるギリギリくらいを攻めないと私は伸びない気がするので、実は定期的に賛否両論ありそうなツイートを意識する時も。“豚まんテロ”のツイートの時も車内で食べるのはダメっていうのがその時期ニュースで話題になってたから注目してもらえて。それと同時に中国ではマナーに気を使ってるってニュースで褒めていただけて。難しいです…。
でも中国や台湾、韓国、タイ、フィリピンとかからメッセージをくれる海外の方に向けても発信していきたいし、早く海外にもまた行けるようになったらいいな。

Twitterではプライベートで一人で行くお店も投稿しちゃうので、行動範囲がばれちゃってるんですけど(笑)。私が好きな物をみんなも好きになって行ってくれたら、好きなお店もずっと営業していけるのでプラスしかない!もっと広めたい!そういうのをYouTubeでまとめたらいいのかな?グルメ情報きっかけでフォローしてくれている方も多いみたいで、自分と食べ物と…バランスよく投稿していきますね。

私が大食いだって認識してる方も多いと思うんですけど、かき氷を食べる日はかき氷4杯だけしか食べてないのでやせちゃうという悩みも。マッコイさんにも心配されたから、今度二郎に連れて行ってもらおうっと。

マスカッツはこれからもみんなが個性を生かして楽しめればいいんですけど、神崎紗衣ちゃんがYouTubeの「人生グラフ」でしていた、「先輩メンバーが卒業して世代交代していかないと続かないんじゃないか」っていう話、私もそうだなって思いました。ガラッとイメージを変えた方が成長できるかも、次の世代を育てるっていうことをやってもいいのかもって。でももし卒業しても、OGとして裏で支える役割とかで関わっていたいですね。

メンバーと仲良くないってよく言われるんですけど、もしそうなら6年も続けてないですからね!私が自分から行かないタイプで自然と今の距離感になっただけで、居心地もいいんですよ!?確かにかつては楽屋が気まずい時期もあって、番組を休みがちでしたけど…(笑)、いっちーさんがみんなの意見を聞こうとしてくれるので、発言するのもみんなの輪に入るのも気が楽になったんです。

もっと活躍できるように頑張るので、ファンの皆さんには私のいるマスカッツを箱推ししてほしいです。でもやっぱりその中で私のことを好きになってくれたらうれしいけど…そこは私が頑張ります!



■撮影後記

「私は普段、本当に写真を撮らなくて、メンバーの写真をもらってばかりなのですが改めて撮影してみると、写真を撮るタイミングって難しいですね。『写真撮ってもいい?』と声をかけるだけで緊張しちゃいました。でもみんな『全然いいですよ〜』とか『一緒に撮りましょう』って言ってくれて、カメラを向けただけで面白いことをしてくれて、写真撮るだけで大笑いできて楽しかった。これからは私ももっと写真撮ろうって思えました」(市川まさみ)

「マスカッツで私のことを知ってもらう発言をすることがあまりなかったので、新鮮でした。誤解されることも多いので、これを機にみんなと少しは仲良くなれたと思うし、みんなに読んでもらって私を警戒しないように…これからもよろしくお願いしたいです(笑)」(桃乃木かな)

※構成=編集部