岡田准一主演による映画「燃えよ剣」が、10月15日(金)から全国公開。その中で、近藤勇と芹沢鴨という2人の新選組局長を演じる鈴木亮平、伊藤英明の魅力を今回は紹介していく。

同作は、司馬遼太郎の同名小説を原作に、監督&脚本・原田眞人、主演・岡田のタッグで映画化されるスペクタクル・エンターテインメント大作。動乱の幕末でわずか6年だけ存在した「新選組」の副長・土方歳三(岡田)の知られざる真実を描く。

岡田をはじめ、柴咲コウ、鈴木、山田涼介、伊藤らが集結したことで話題の同作。鈴木と伊藤には、“怪演っぷり”にも期待が掛かっている。

天然理心流四代目当主であり、江戸の道場・試衛館で共に剣術を磨いた土方の盟友でもある近藤勇。後に、新選組局長となる実直な剣豪・近藤は、多くの歴史ファンから愛されている、まさに“新選組の顔”ともいえる人物だ。そんな近藤を演じた鈴木といえば、演技力の高さはもちろんのこと、大幅な減量や増量を厭わないストイックな役作りが度々話題に。

主演を務める日曜劇場「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)では、命懸けで患者を救うチーフドクターに扮(ふん)する一方で、映画「孤狼の血 LEVEL2」(公開中)では、猟奇的な暴力性を帯びた“最悪最凶の組長”を熱演し、その“カメレオン俳優”っぷりに称賛の声が多く集まっている。

今作でも、SNSを中心に「鈴木亮平さんの近藤勇に何の文句も出てこない」「ハマるに決まっている」といった期待の声が続出。鈴木自身、近藤を演じるにあたり確かな手応えを感じているようで、「近藤は、土方や沖田と比べれば凡庸かもしれませんが、人から好かれていて、リーダーらしい男らしさ、人間力、弱さ、そういうものを全部含めて、チャーミングな人になればいいなと思って演じていました。とても楽しかったです」とコメント。

くしくも大河ドラマ「西郷どん」(2018年、NHK総合ほか)で西郷隆盛を演じている最中にオファーを受けた鈴木は、近藤という真逆の立場ともいえる人物を演じることに悩みつつも演じたい気持ちが勝り、出演を快諾したという。

「僕の今回の役割は、現場の連帯感を生むこと、隊士から愛されることだと考えていました。歴史ってどのサイドから見るかというところでだいぶ印象が変わってくるので、今回また違った角度から同じ時代の人物を演じられて、すごくそこは面白かったですね」と話している。

一方、伊藤が演じる芹沢鴨は新選組の初代トップにして剣の達人、学もあるが酒を飲むと手がつけられない豪傑。沖田総司を弟のようにかわいがるも、土方や近藤とはやがて対立していく役どころ。主演を務めた大ヒットシリーズ「海猿 ウミザル」や主演ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」(2020年、TBS系)など、バラエティーに富んだキャラクターで高い評価を獲得してきた伊藤。

今作での芹沢役のキャスティングは、原田監督の「意外性のある大物俳優を使いたい」という希望により実現したもの。伊藤も自ら演じる人物についてリサーチと準備を重ね、これまであまり描かれることのなかった芹沢の知的な部分も見事に表現し、原田監督に絶賛されている。

そんな今作の撮影について、伊藤は「大酒飲みで女好きという剣豪の役で、この年齢でものすごく勉強させてもらったという実感があります。殺陣に関しては、現場でうまくできない自分にどんどん追い込まれるようなこともありましたが、全てを包み込んで惜しみなく分かりやすく教えてくださった岡田君に本当に感謝しています」と充実の日々を振り返りながら、殺陣の指導も務めた土方役の岡田へ賛辞を送っている。

近藤と同じくSNSでは早くも「伊藤英明の『芹沢鴨以外の何者でもない』感すげえ!」「芹沢鴨を伊藤英明にしてるの天才の所業では?」「インテリ悪役似合うよね」と興奮気味なファンの感想が続出。期待値の高さがうかがえる。

役へのアプローチや確かな表現力で絶大な支持を集める鈴木と伊藤が、今なお人々を引きつけてやまない新選組の“二大リーダー”を体現する。