2021年4月〜7月に放送された作品が対象の「第108回ザテレビジョン・ドラマアカデミー賞」で、「大豆田とわ子と三人の元夫」の中江和仁監督、池田千尋監督、瀧悠輔監督が監督賞を受賞。「とわ子のタイトルコールなど仕掛けが楽しかった」「おしゃれな世界観にうっとり」と好評だった。中江監督への受賞インタビューでは、主演女優賞を獲得した松たか子や、ナレーションを担当しザテレビジョン特別賞を受賞した伊藤沙莉についても語ってもらった。

――審査員、TV記者から総合的に多くの票が集まり、「大豆田とわ子と三人の元夫」が監督賞に選出されました。今作で受賞されたお気持ちをお聞かせください。

コロナ禍でスケジュールもきつい中、全員で最後まで完走できたことが何よりです。

――大豆田とわ子を演じられた松たか子さんの魅力はどのような点にあると思われますか?

コメディーは加減が難しく、笑わせようとしたらオーバーになったり、狙いが見え過ぎたりするんですが、松(たか子)さんが演じると、チャーミングでかわいらしく見えるんです。天性のコメディエンヌなんだと思います。

――ナレーターの伊藤沙莉さんも特別賞を受賞されました。声優やナレーターとして活躍される伊藤さんですが、ナレーションについてどのような話し合いをされましたか?

ナレーションがこのドラマのムードやテンポを作っていると言っても過言ではないので、伊藤(沙莉)さんにはなるべく早口でキャラクターを強めに出してもらうようお願いしました。第6話のかごめ(市川実日子)が亡くなったシーンだけは、哀愁を込めてもらいました。

――撮影中、印象に残っている出来事があれば教えてください。

とわ子が「ラジオ体操がみんなと合わない」というシーンで、エンディングソングを歌っているKID FRESINOさんがカメオ出演されたのですが、みんなと体操が合わなくて困ってらっしゃったのがおかしかったです。

――ファッションやインテリアが“おしゃれ”と評判でした。特にこだわった点はありますか?

インテリアは生活感を出すため、自宅からかなりの数の家具を持ってきました。画面がカラフルになるように心掛けました。