神尾楓珠主演の映画「彼女が好きなものは」の公開日が12月3日(金)に決定し、メインビジュアルと予告映像が解禁された。また、本年度の第26回釜山国際映画祭のOpen Cinema部門に正式出品されることも決まった。

小説家・浅原ナオトの「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」(角川文庫刊)を原作に、ゲイであることを隠して日々を過ごす男子高校生・安藤純(神尾)とBL好きの女子同級生・三浦紗枝(山田杏奈)との恋愛を通じ、世間にはびこる“ふつう”という価値観とのギャップに向き合う男女の姿を描く本作。

メインビジュアルでは、そんな二人が互いを見つめ合い凛とした表情を見せている。

既に解禁されているティザービジュアルでは、純と紗枝の目線が交わらず、自分を隠して生きる純を象徴するように、ピントが当たらずぼやけている姿が印象的だった。
しかし、メインビジュアルでは、自分が好きなものを「好き」と言えず秘密を抱えていた純と紗枝が、次第に「純」と「紗枝」の2人だけの「好き」の形を見つけていくような雰囲気を感じさせる。

また、予告映像ではゲイであることを隠し続けてきた純と、純がゲイと知らずに告白した腐女子の紗枝という交わるはずのなかった2人が出会い、互いの悩みや内面を知り、受け入れ、傷つき、支え合う姿が映し出される。

純と紗枝はゲイや腐女子といったラベリングを脱して、「私」と「あなた」として、個と個の人間同士の誠実な関係を築き始めていく様子が伺える映像になっている。