中山七里の同名小説を映画化したヒューマン・ミステリー「護られなかった者たちへ」(10月1日[金]公開)のメイキング映像が解禁。佐藤健演じる連続殺人事件の容疑者として追われる主人公・利根を、刑事・笘篠(阿部寛)と部下の蓮田(林遣都)が雨の中全速力で追いかけるシーンが公開された。

本編の中でも、苫篠と蓮田が利根に初めて接触する、緊張感高まる場面で、現場では「もう一丁、まだ熱い画は撮れてないぞ!」と瀬々敬久監督から声が上がるなど、熱気あふれる撮影となった。

キャストとスタッフを悩ませたのは当日の雨。瀬々監督の中では雨の中で撮るつもりはなかったという。しかし、スケジュール的にも後がないため、全身ずぶぬれになりながら、何度も繰り返し佐藤、阿部、林の3人は走り、それに必死に付いて行く撮影隊の姿も映像では印象的だ。

撮影当日は、苫篠が利根を見つけて走り始めるシーン、長い歩道橋でひたすら走り続け追いかけるシーン、歩道橋を降りてから住宅街へと続くシーンと、長距離を走り続けるカットが繰り返し撮影された。

このシーンの撮影は佐藤と阿部も相当こたえたようで、佐藤は「長いんですよ、距離が(笑)。結構何回もやりましたから。雨も降っていて疲れました」と話し、阿部も「雨の中一日中、林君と何十本も200m以上のダッシュをしたのですが、20年ぶりくらいに全速力で走って、結構(体力が)もったので、自分の中ではちょっとうれしかったです(笑)」と撮影を振り返った。