ジャニーズWEST・重岡大毅が主演を務める金曜ドラマ「#家族募集します」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)は、それぞれに悩みや秘密を抱える新米シングルファーザー&マザーたちが、ひとつ屋根の下で子育てをしながら共に過ごし“家族”になっていく姿を描く、新時代のホームドラマ。

脚本は、ドラマ「山田太郎ものがたり」(2007年)、「カンナさーん!」(2017年、ともにTBS系)などを手掛けたマギーによるオリジナルストーリー。

ある事情でシングルファーザーになったばかりの俊平(重岡)は、偶然再会した幼なじみの蒼介(仲野太賀)がSNSに投稿した「#家族募集します」という呼び掛けに巻き込まれる。そんな俊平が、募集を見て集まった礼(木村文乃)、めいく(岸井ゆきの)らと同居生活をする姿を通して、“家族とは何か”や“家族といる時間の大切さ”がハートフルに描かれてきた。

このたび、今作のプロデューサーを務める佐久間晃嗣氏と岩崎愛奈氏にインタビューを実施。インタビュー後編となる今回は、撮影の裏話や最終回のキーパーソンなどについて語ってもらった。

■佐久間P「いたずら好きの二人に引っかき回されました」

――「にじやフェス」や海など夏らしいシーンも多かったと思いますが、撮影の裏話があれば教えてください。

佐久間晃嗣プロデューサー(以下、佐久間P):海でのロケ最終日が、すごく暑い日だったんです。撮影が終わった後は、重岡さんや子どもたちが海に飛び込んで一緒に遊んでいて、夏の終わりをしっかりと満喫されていました。

重岡さんはいたずら好きなので、マネージャーさんを追っかけ回して海に落とそうとしたり、その横で木村さんも僕に「入りますよね?」みたいな目で見てきて…。いたずら好きの二人に引っかき回されて、大量のスタッフが海に突入していました(笑)。楽しく撮影できたと思います。

岩崎愛奈プロデューサー(以下、岩崎P):お祭りの日もすごく暑い日だったのですが、昼休憩が終わるころに重岡さんと太賀さんが大量にアイスを持って「差し入れです!」と言って現場に戻ってきたんです。みんなでアイスを食べていたら、なんだかすごく夏を満喫した感じがしました。

そして大量のアイスを買ってきてくれた二人の“男気”というか、俊平と蒼ちゃんみたいな二人が本当にすてきで。スタッフもみんな喜んでいて、とてもいい思い出になりました。

――今作では「食事シーン」も魅力の一つだと思いますが、料理の監修をされているきじまりゅうたさんとはどのように話し合って料理を決めているんでしょうか?

岩崎P:きじまさんとは打ち合わせをさせていただきながらレシピを考えています。きじまさんにも台本を読んでもらって「こういう料理を作りたい」とお伝えすると、きじまさんが「この料理は誰が作っている」「どういうシチュエーションで作っている」っていうのを読み取って、そこからレシピを考えてくださるんです。

なので「蒼ちゃんが作っているならこうだよね」とか「きっとこういう切り方になるし、こういう味付けになるよね」とか提案をしてくださって、本当にリアルにキャラクターが反映されているんですよね。

しかも料理は働いているお母さんやお父さん、お好み焼き屋の主人が作るという設定なので、難しくなり過ぎず、でも絶対においしいレシピっていうリアルな線で作ってくださるんです。ドラマの中だけの特別な料理じゃなくて、みんなもまねしやすい、身近で生活に寄り添っているレシピを考えてくださるなと思います。

■岩崎P「いろんな愛情の形を感じていただけたら」

――礼さんを巡る恋の行方が気になる読者も多いと思いますが、終盤はどのような展開になるのでしょうか?

佐久間P:“好き”とか“恋”とかではなく、一言では表現できないそれぞれの思いを見守っていただければうれしいです。“でっかい愛”を感じていただける、前向きなラストになっていると思います。

岩崎P:愛情にもいろんな形があるんじゃないかと思っています。それは家族の愛もそうだし、恋もそうです。俊平、礼さん、めいく、蒼ちゃんの4人と子どもたちの中にある、いろんな愛情の形を感じていただけたらうれしいなと思います。

――最終回に向けて脚本のマギーさんとは何かお話されましたか?

佐久間P:早い段階から「ラストはこうなるといいね」っていうお話はしていたんです。今の段階(※取材は9月上旬に実施)では、最終回の台本が形になってきているという状態です。

――最終回のキーパーソンは誰になるのでしょうか?

佐久間P:最終回前から最終回にかけてのキーパーソンは、蒼介かなと思っています。蒼介がSNSに投稿した「#家族募集します」がきっかけで、みんなが「にじや」に住み始めて、その“家族”が一つの転機を迎えるきっかけを作るのも蒼介。

家族の温もりを知らずに生きてきた、蒼介の心の動きに注目していただけたらなと思います。

岩崎P:最終回に関しては、この物語全体を象徴するような切なくて温かくて、優しい展開が待っています。「見た後に切なくなるけど、幸せに気持ちになれる終わり方にしたい」っていうのは、ずっとマギーさんとも話していました。

ずっとキーワードとして使ってきた“家族”という言葉の意味を、見ている方も一緒に考えてもらえるような最終回になっています。視聴者の方と、出演者とスタッフと全員で“家族”っていう言葉の持つ意味を考えていきたいと思います。