吉沢亮が主演を務める大河ドラマ「青天を衝け」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の第28回「篤太夫と八百万(やおよろず)の神」が9月26日に放送され、篤太夫から元の名に戻った栄一(吉沢)が新政府に出仕するまでが描かれた。これから始まる新たな日々を象徴するかのように勢いよくコートを羽織る栄一の気迫と美しさに、視聴者の注目が集まった。(以下、ネタバレがあります)

同作は、新一万円札の顔としても注目され、“日本資本主義の父”と称される渋沢栄一が幕末から明治へ、近代日本のあるべき姿を追い続け、時代の渦に翻弄され挫折を繰り返しながらも高い志を持って未来を切り開いていく姿を描く。

第28回、新政府から大蔵省への出仕を求められた栄一は「なぜ憎き新政府とやらに出仕せねばならんのか」と鼻にもかけず、「藩から断れば藩に迷惑がかかるが、じかに行ってきちんと道理を通せば断れぬことはあるまい」と、大隈重信(大倉孝二)に会うため東京へ向かった。

だが敵もさる者。栄一と同様に弁の立つ大隈の「君は、新しか世ば作りたいと思うたことはなかか?」「我こそが国のために“これをやってやりたい”と思うことはなかか?皆で骨ば折り、新しか国ば作ろうではないか」と熱っぽい語り口にすっかり心を動かされ、出仕を承諾してしまった。

■栄一、今度は新政府で才覚を発揮!

慶喜(草なぎ剛)をはじめ駿府の人々に別れを告げた栄一は、家族を伴って東京へ。かつての江戸城、“皇城”に置かれた新政府に初出仕した。

駿府では和装だった栄一だが、初登城時には周囲にまだ紋付き袴姿の官吏も多い中でシャツとベスト、蝶ネクタイ姿。短い髪をきちんと整え、藍を思わせる濃いブルーのコートをまるで戦闘服のようにばさりと羽織った姿はまさに、新時代の象徴だ。

28回の予告動画にも採用されたこの場面。視聴者からも「回廊を歩きながらコートに袖を通す栄一さん、めちゃめちゃカッコいい!!」「コート羽織っていざ出陣!凛々しくて素敵!気合も感じる」といった歓声が上がり、紺色のコートに「血洗島の藍を連想する青いコートが胸熱」の声も。駿府との別れと新政府での新たな出会いが描かれたこの回は話題も多く、Twitterでも「#青天を衝け」がトレンド世界一に躍り出る反響となった。

10月3日(日)放送の第29回「栄一、改正する」からは、サブタイトルに“栄一”が戻ってくる。明治新政府に出仕した栄一は、各省の垣根を超えた特命チーム“改正掛(かいせいがかり)”を立ち上げる。