TELASAオリジナルドラマ「僕らが殺した、最愛のキミ」(全6話)が9月17日から独占配信中。同ドラマは、それぞれ人には言えない秘密を持つ小学生時代のクラスメート7人が、同窓会で10年ぶりに再会し、ビルに閉じ込められることから始まる“密室グロきゅんラブストーリー”。密室サバイバルやノンストップミステリー、青春恋愛群像劇など、いろんな要素が入り混じる新しいタイプの作品だ。

WEBザテレビジョンでは、“7人のクラスメート”を演じるキャスト陣にインタビューを実施。6回にわたってお届けするリレーインタビューの第5回は、今作でW主演を務める高橋文哉と鈴木仁の2人が登場。仲の良い友人同士だったが現在は疎遠となっている小林零役の高橋と尾崎元役の鈴木に、作品の印象や演じる役柄、現場でのエピソードなどを語ってもらった。

――いろいろな要素が盛り込まれていますが、作品の印象をどのように感じましたか?

高橋文哉:物語に影響する起点がたくさんちりばめられていて、常に先々が気になるような展開の速いドラマだなと思いました。僕らが演じる2人がどうなるのか先が読めない分、人によってはワクワクしたりドキドキしたり、ジャンルが多岐にわたるので、いろいろな人に刺さるんじゃないかなと思います。

鈴木仁:7人全員が全然違うキャラクターなんですけど、危機感を覚えた時の人間の奥底にある考えや行動が、この作品では浮き彫りになっています。人間の心の闇や普通は語ることのない奥底にあるものを表現している作品を見るのが僕は好きなので、この作品はそういう人にも刺さるだろうし、新しい視点の見え方ができるんじゃないかなと思っています。僕自身もどのように映像に残っているのか見るのが楽しみですし、一緒に楽しめたらいいなと思います。

――撮影中盤まで後半の台本を渡されなかったそうですが、役作りは大変でしたか?

高橋:零としてはですけど、後半の台本を読んだ時に台本を隠してもらっていて良かったなと思いました。もし先に読んで知っていたら、きっとお芝居が変わっていただろうなと思うので。もともと自分の中にどうやって落とし込めばいいのか分からなくて、役作りにはすごく苦戦していたんです。

隠されていた時は絶対知っていた方がやりやすいと思っていたんですけど、いざ読んでみたら隠されていて良かったと思うので、制作スタッフの方々の優しさを感じましたね。

鈴木:監督からはテンションを一定にしてほしいと言われていて、冷静で落ち着いているキャラクター作りをしたんですけど、後半で豹変する姿を知った時に、予め意味付けをしなくても勝手にそういうキャラクター像につながっていたのが分かって、すごくありがたかったです。

もし後半のことを意識していたらきっと変になっていただろうし、素直に監督の助言のままに演じることで、ぶれない冷静さを持つ元を演じることができたので良かったです。

――撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?

鈴木:ほぼ同じ空間での撮影だったので、シーンごとに何かが変わることもなく、毎日みんなで集まって作り上げている空気がその場に残っていました。一定した気持ちのまま演じることができる良い環境でした。

高橋:普通の作品だとロケ場所ごとに会う人が違っていたりするんですけど、この撮影ではほぼ毎日みんながいて、会話する機会が多かったなと思います。テーブルを囲むシーンではみんなで話したり、1対1のシーンも多かったので個別に一人一人と話したりする機会もあって、いろいろな意見交換ができました。

――撮影期間を通して印象に残っているエピソードはありますか?

鈴木:生写真の撮影かな。

高橋:視聴者プレゼント用で撮っていたんですけど、だんだん楽しくなってきて、みんなで現場にカメラを持ってきては、パシャって撮るのが一つの楽しみになってましたね(笑)。

――タイトルにちなんで、お二人が思う“最愛のもの”を教えてください。

鈴木:僕は漫画です。大好きなので毎月のように買っています。一人の時間は漫画を読んで過ごすことが多いですね。

高橋:僕はアニメ派。でも漫画は一つだけ「食戟のソーマ」が好きで全巻持っています。高校生で料理人を目指していた時にソーマを見て感動して大好きになりました。僕もソーマみたいにマイ包丁を持っていて、名前の刻印を入れているものを7本くらい持っているんですけど、それが大切な物ですね。

――最後に作品の見どころを含め、読者の方にメッセージをお願いします。

高橋:ラブサスペンスがテーマではあるんですけど、極限状態の人たちの姿が描かれていて、人を殺したり殺されたりその中で恋愛もあったり、同時にいろいろなことが起こっていく。常に1つの場所で1つの物事が起きているのではなく、2つの場所で同時にストーリーが進んでいたりするので、ジャンルを問わずいろいろな方に刺さると思うし、楽しめる作品になっていると思いますのでぜひご覧ください。

鈴木:密室の中でメインキャスト7人でしか生まれない物語のはずが、見てみるとすごく幅があって、同世代の役者たちでやっている作品だからこそ残せるような面白さや怖さがあるので、幅広い世代の方に見てもらえたらうれしく思います。


◆取材・文=永田正雄