King & Princeの神宮寺勇太初の単独主演舞台“『葵上』『弱法師』―「近代能楽集」より―”(11月8日(月)〜28 日(日)東京グローブ座、12月1日(水)〜5 日(日)大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ)のメインビジュアルが解禁された。

同舞台は、三島由紀夫の全八編の短編戯曲から成る「近代能楽集から『葵上』『弱法師』の2編を上演するもの。舞台単独初主演&ストレートプレイ初挑戦となる神宮寺は、「源氏物語」を原典にした『葵上』では美貌の青年・若林光役を、『弱法師』では戦火で視力を失った二十歳の青年・俊徳役を演じる。

また、中山美穂が『葵上』では光のかつての恋人・六条康子を、『弱法師』では俊徳を救おうとする調停委員・桜間級子を演じるほか、『葵上』には、佐藤みゆき、金井菜々、『弱法師』には篠塚勝、木村靖司、加藤忍、渋谷はるかが出演。演出は宮田慶子が手掛ける。

解禁となったビジュアルでは、黒い衣装を着た神宮寺と中山にまといつく光の軌跡が、『葵上』では生霊、『弱法師』では傲慢さなど、それぞれの作品の根底に流れる“執着心”を表現したものとなっている。

■『葵上』あらすじ
深夜の病院の一室。若林光は入院する妻・葵の元を訪ねる。看護師から、真夜中になると見舞いにやってくるブルジョア風の女のことを聞かされる。光が病室にいると、かつて光と恋仲であった六条康子が現れた。

毎晩、葵を苦しめていたのは康子の生霊であった。康子の生霊は、再び光の愛を取り戻そうと昔の思い出を語り出す。

■『弱法師』あらすじ
晩夏の午後。家庭裁判所の一室で高安夫妻、川島夫妻という2組の夫婦が、俊徳の親権を争っている。

高安夫妻は俊徳の生みの親である。川島夫妻は、戦火で両親とはぐれ、火で目を焼かれて失明した俊徳を育てた。それぞれに権利を主張するも、俊徳はそれを嘲笑する。平行線をたどる話し合いに業を煮やして、調停委員である桜間級子が俊徳と二人だけで話をすることになる。