尾上菊之助が2021年度後期の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(毎週月〜土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)に出演することが明らかになった。

同作は、昭和・平成・令和の時代を、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代の女性の物語。戦争で夫と死に別れ、娘を置いてアメリカに渡るしかなかった祖母・安子(やすこ)を上白石萌音、親と英語を憎みつつも、ジャズソングに救われて自分の人生を切り開いた母・るいを深津絵里、そして、時代劇の世界に憧れながらも、回り道を経てラジオ英語講座に自分の居場所を見つけた娘・ひなたを川栄李奈が演じる。

菊之助が演じるのは、日本映画界を率いる銀幕の大スター・桃山剣之介(ももやま・けんのすけ)。大ヒットした時代劇映画「棗黍之丞(なつめ・きびのじょう)見参」がシリーズ化され、清新な演技と甘いルックスを兼ね備え人気を不動のものとするという役どころで、デビュー作の「桃から生まれた剣之介」からモモケンの愛称で親しまれている。

■尾上菊之助 コメント

朝ドラにはいつも朝の15分に安らぎと感動をいただいていたので、その現場に参加することができ、とても光栄でうれしく思っています。

普段歌舞伎をやっている私には、銀幕の時代劇スターの役は斬新なので、皆様には新鮮な気持ちで見ていただけるのではないかと思います。

今回は、3世代のヒロインが100年にわたって織りなす物語です。私がそこにどんなふうに寄り添い、関わらせていただけるのかご注目していただきたいと思っています。

■制作統括 堀之内礼二郎氏 コメント

桃山剣之介は「カムカムエヴリバディ」の世界の中で、戦前から活躍する銀幕の大スターです。この令和の時代でも昭和の香りをまといつつ、当時の映画スターの気品と美しさを表現できる役者をイメージした瞬間、菊之助さんの姿が頭に浮かびました。殺陣(たて)シーンの撮影の初日、「歌舞伎と時代劇の殺陣は勝手が違うので大変です」とおっしゃっていましたが、始まってびっくり。その流れるような刀さばきは、美しい舞いを見ているかのようでした。剣之介さんの雄姿をテレビでご覧になった時はぜひ、「よっ!モモケン」とお声がけください!

で、そもそもなぜ銀幕の映画スターが出てくるのか。それは本編でのお楽しみに…。