吉沢亮が主演を務める大河ドラマ「青天を衝け」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)。11月14日に放送された第35回「栄一、もてなす」は、栄一(吉沢)の妻・千代(橋本愛)をはじめ夫人たちが活躍した回。元宝塚トップ娘役で女優の愛希(まなき)れいかも、井上武子役で登場。大河ドラマには珍しく女性陣の笑顔が咲き乱れた回に視聴者からも歓迎の声が上がった。(以下、ネタバレがあります)

同作は、“日本資本主義の父”と称され新一万円札の顔としても注目される実業家・渋沢栄一を主人公に、近代日本の歩みを描く。

第35回では、アメリカ前大統領・グラントの来日が決まり、栄一たちが民間を代表して接待することに。栄一は、夫人同伴が当たり前の西洋流を採り入れようと、千代やよし(成海璃子)にも協力を願い出る。そこに、大隈綾子(朝倉あき)や井上武子(愛希れいか)ら政財界の夫人も加わり、和気あいあいと西洋式マナーの習得に乗り出す――というエピソードが描かれた。

集まった奥方たちは大隈重信(大倉孝二)夫人の綾子、井上馨(福士誠治)夫人の武子をはじめ、益田孝(安井順平)夫人の栄子(呉城久美)、大倉喜八郎(岡部たかし)夫人の徳子(菅野莉央)と、そうそうたる顔ぶれ。 栄一と千代の娘・歌子(小野莉奈)、武子の娘・末子(駒井蓮)も着飾って登場し、美貌を遺憾なく発揮。

視聴者からも「奥様方かわいい!」「奥様方がこんなふうに集まるのもこれまでなかったことなんだろうな」「女子トークに花を咲かせる千代ちゃんたち、良き良き」といった歓迎の声が上がり、Twitterでは今回も「#青天を衝け」がトレンド上位にランクインする反響となった。

■“武子”役・愛希れいかに注目集まる

中でも注目を集めたのは、井上武子役の愛希。2009年に男役として宝塚歌劇団に入団後、2011年に娘役に転向。その翌年にはトップ娘役に就任…と、宝塚でも異例のキャリアを持つ愛希。2019年に宝塚を退団後、この「青天を衝け」がテレビドラマ初出演となった。6年7カ月のトップ娘役の在任期間は、歴代トップ娘役の中では三番目の記録だ。

武子は、井上馨とともにアメリカやイギリス、フランスなどを2年かけて外遊した経験を持つ進歩的な女性。「OK! So...Here we go!」と英語を使いこなし、「西洋ではあいさつをする時に歯を見せつけます」と白い歯を見せ、完璧な笑顔を披露した。

劇中では、“西洋式のおもてなし”の指南役である武子が、千代たちにあいさつとしてのシェイクハンズ(握手)やハグ(抱擁)を教える場面も。すらりと美しい立ち居振る舞いで夜会ではダンスも披露した愛希に、視聴者からも「武子さん、背筋がピンとしていて高貴で本当に美しい。宝塚の方なのね。やっぱり宝塚ってすごい」「愛希れいかさんの笑顔の美しさに見惚れた」「ドレスさばきが本当にきれい。さすがとしか言いようがない!」と絶賛の声が上がった。