「第109回 ザテレビジョンドラマアカデミー賞」助演女優賞を受賞したのは、日曜劇場「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」(TBS系)で優秀な看護師でシングルマザーの蔵前夏梅(なつめ)を演じた菜々緒。

「夏梅さんが立てこもりに巻き込まれながらも、体を張って医療に従事する姿は心を打たれた。これも菜々緒さんの演技力の高さがあってこそ」「優秀な看護師役はイメージ通りだが、シングルマザーとしての母親らしさがこれまでになく印象的だった」など、看護師役に加えて、母親役の表情に心打たれたという声も多数寄せられた。

受賞を受けて菜々緒は、「チーム一丸となって制作した作品でしたので、夏梅役として受賞したことはもちろん、作品賞をいただけたこともうれしいです。本当にみんなの力とチームワークあってのもので、キャストだけではなく、スタッフの皆さんも含めて、誰一人欠けてはいけない、全員が主役の現場だったと思います」と語った。

視聴者からの反響については、「夏梅が人質となる第3話が良かったと言っていただけることが多くてうれしかったです。夏梅のように看護師をしながら、子育てをしている方が本当にたくさんいらっしゃって、同じ境遇の方からもたくさんメッセージをいただきました」と明かし、「娘と同じ年頃の子が人質になっていたので、一人の母親として、そして看護師として立ち向かっていく姿が印象的だったのではないかな?と思います」と振り返った。

撮影については、「撮影は大変でしたがすごく楽しかったですし、チーム仲も良かったように思います。医療指導なども含めて5カ月以上一緒にいましたので。その中で現場を引っ張ってくださったのは、やはり鈴木亮平さん。とても穏やかな方で本当に素晴らしい座長ですごく頼りになりました」と、主演を務めた鈴木のリーダーシップに助けられたことを明かしていた。
(取材・文=及川静)