天海祐希主演「新春ドラマスペシャル 緊急取調室 特別招集2022〜8億円のお年玉〜」(夜9:00-11:05、テレビ朝日系)が1月3日(月)に放送される。

同ドラマは、天海演じるたたき上げの取調官・真壁有希子が、専門チーム「緊急事案対応取調班(通称“キントリ”)」のメンバーとともに、凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げる「緊急取調室」シリーズ。第4シリーズの最終回で“キントリ”は解散、メンバーはそれぞれの新天地へと旅立った。

今回の新春スペシャルでは、天海をはじめ、田中哲司、でんでん、速水もこみち、鈴木浩介、塚地武雅、小日向文世といったレギュラーキャストが再集結。さらに、第4シーズンで初登場した捜査一課刑事・山上善春(工藤阿須加)や、第3シーズン(2019年)までは刑事部長だった磐城和久(大倉孝二)も警視庁副総監として登場する。

おなじみのキャストに加えて、今回は“新生キントリ”の新たなメンバーに比嘉愛未、野間口徹、彼らの前に立ちはだかるゲストに菜々緒らも登場。

今回、「WEBザテレビジョン」では、「新春ドラマスペシャル 緊急取調室 特別招集2022〜8億円のお年玉〜」を事前に視聴。オリジナルレビューで番組の魅力を紹介する。

■キントリが再集結…新春ドラマスペシャルあらすじ

「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」の運用が停止して3カ月。8億円強奪事件の特別捜査本部で指揮を執っていた管理官・梶山勝利(田中哲司)のもとに、警視庁副総監・磐城和久(大倉孝二)から極秘指令が下った。

先日ある民家の敷地内から遺体で見つかった男の指紋が、8億円を強奪された現金輸送車に残っていた指紋と一致。亡くなったのは8億円強奪事件の被疑者である可能性が高いとし、磐城は一刻も早い事件解決を目指し、特別措置として「キントリの臨時運用および、必要人員の非常招集」を決定。すぐさま人員を集め、民家の住人の取り調べを敢行するよう、梶山に命じる。

梶山の招集を受け、取調官・真壁有希子(天海祐希)はキントリに一時復帰。「サイバー犯罪対策室」の玉垣松夫(塚地武雅)、特別捜査本部に派遣されている捜査一課刑事・生駒亜美(比嘉愛未)、酒井寅三(野間口徹)とともに、捜査に乗り出す。ところが、この事件は想像以上の難事件だった。というのも、遺体が見つかった家で暮らすのは“スーパー法曹一家”だったのだ。

有名大学の法学部教授である家長・源悦男(井上順)を筆頭に、東京高裁のトップ判事である妻・源秀子(高畑淳子)、大手弁護士事務所のパートナー弁護士である長男・源修一(木村了)、まだ幼い修一の娘・源優奈(板垣樹)、さらには何やら秘密も抱えていそうな家政婦・松原しおり(菜々緒)という法を知り尽くした一家という手ごわい相手。だが、有希子らは何としてでも真相を暴くべく、源家へ向かう。

ところが、一家の主導権を握る秀子は毅然(きぜん)とした態度で、見知らぬ男の遺体を敷地内に遺棄された自分たちは“被害者”だと主張。悦男も修一も、肝心な質問には何一つ答えてくれない。さらに、優奈の友達が遺体を発見した際、家にいたしおりも「私は何も知りません」と言い張る。

事件解決につながる話が何一つ聞けない中、源家の面々の態度に何とも言えない引っかかりを覚える有希子たち。そんな中、近所で聞き込みを行った捜査一課の刑事・渡辺鉄次(速水もこみち)と監物大二郎(鈴木浩介)は、しおりの意外な過去をつかむ。その矢先、しおりが突然、有希子に向かって「私が殺しました」と告白し、事細かに当時の状況を説明し始める。

はたして、しおりの証言は“真実”なのか、自供の裏付けが取れてもなお、どうにも拭えない“違和感”を覚える有希子は“確かな真相”をあぶり出すべく、キントリ・メンバーとともに“ある作戦”を敢行し、手ごわき源家と再度対峙(たいじ)する。

■手に汗握る「法律一家」との対立

予告動画を見た瞬間からワクワクが止まらず、広報さんから「試写室をやりませんか?」と言われた時、冷静に「やらせていただきます」と言いながら内心ガッツポーズをしてしまった。

今回の新春ドラマスペシャルでは、新メンバーの存在に最初は戸惑いながらも有希子(天海祐希)は有希子らしく事件と向き合っていた。そんな有希子が「法律一家」という強敵を崩そうとする姿に、有希子のおなじみのせりふである「面白くなってきたじゃない」が序盤から自然と出てしまうのは私だけではないだろう。

これまでも強敵はたくさんいたが今回は、特に強敵だったように感じる。冷静に事件を見つめる有希子以上に事件を冷静に見ることのできる「法律一家」の秀子(高畑淳子)らとの対決に私自身も手に汗握りながら最後まで見届けた。

また、新メンバーという新たな風に加え、「うぇーい」という少し気の抜けた掛け声などキントリらしさのあるシーンやおなじみメンバーの登場、そして“もつなべコンビ”の復活に「これこれ!これぞ、キントリ」と高揚感も高まって、見終わった瞬間から続編はあるのかと広報さんに連絡しかけてしまったのはここだけの話である。

消えた8億円と強奪犯がどうなったのか、またその事件に「法律一家」がどう絡んでいくのか、ぜひその目で確かめてほしい。