SKE48のティーンズユニット“プリマステラ”が1月11日、東京・Zepp Hanedaで開催された「New Year Live Event 2022 SKE48 新春LIVE」に出演。当初は2019年からアイドルユニットとして活動している“カミングフレーバー”とのツーマンライブの予定だったが、メンバー2人のコロナウイルス感染が判明したため、急きょSKE48キャプテンの斉藤真木子をはじめとする先輩メンバー6人組とのライブに。ライブの最後には、3月2日(水)にSKE48の29枚目のニューシングルがリリースされることも発表された。

■新たなイメージカラーにメンバーたちも新鮮な感動

プリマステラは2021年2月にSKE48の10代メンバーの中からファン投票で選ばれた6人によるユニットで、メンバーは坂本真凛、末永桜花、浅井裕華、上村亜柚香、水野愛理、岡本彩夏(投票順位順)。ユニット名は「一番星」を意味する。

オーバーチュアに続いて、まばゆいばかりのドット柄の衣装で登場した6人は「夢の階段を上れ!」でライブをスタートした。同楽曲は2017年に研究生名義でリリースされたカップリング曲で、坂本も参加していたナンバー。AKB48グループの総選挙で上を目指す研究生たちの熱い思いを歌った歌詞が、フレッシュなメンバーたちにしっくりとハマる。

続いて、2015年に上村や水野がカップリング曲に初めて参加した“ドリーミングガールズ”名義の「制服を着た名探偵」へ。さらに、2016年の総選挙でランクインしたメンバーが歌った「ハッピーランキング」と、新世代メンバーならではのフレッシュなナンバーを、スカートをキュートにひらめかせる振り付けとともに連発した。

MCに入ると、坂本が出演を断念せざるを得なくなったカミングフレーバーのメンバーへエールを送るかのように「『SKE48 新春LIVE〜プリマステラとカミングフレーバー〜』へようこそ!」と、当初予定されていた通りのタイトルをコール。

プリマステラとしては初のライブとなったが、水野は「初のライブがZeppなんてヤバくない?」と言い、客席の色とりどりのペンライトにも感激の声を上げた。また、ここで改めて前日発表したばかりで、それぞれ“ステラ○○”と名付けられたメンバーのイメージカラーを紹介すると、6人そろって「プリマステラです!」と決めポーズも披露。

ステラエメラルド担当の浅井が「(普段の自分のイメージカラーの)ピンクのペンライトをつい見ちゃう(笑)」と言うと、末永は「それは私だから」と笑顔でツッコミ。ステラベンダー(紫)担当の岡本も「普段のイメージカラーは3色(黄緑・ピンク・水色)だから、3色つけてる人いる!と思ったら、それは他のメンバー推しだった(笑)」と、新しいイメージカラーに初々しい感想を聞かせた。

■プリマステラ単独でZeppライブという夢も宣言!

そんなMC明けには、岡本以外の5人が2018年に参加したカップリング曲「触らぬロマンス」に続いて、「いい人いい人詐欺」や「はにかみロリーポップ」「あうんのキス」を披露。

続く後半戦では一番星という意味のユニット名に掛けた“星にちなんだ曲”として「望遠鏡のない天文台」「奇跡の流星群」「バンザイVenus」を歌った。

最後のあいさつで末永は「カミングフレーバーが出演しなくなって、みんな返金されちゃったらどうしようと思ったけど(笑)、私たちにもこんなにファンの方がいることを目に見えて感じられました」と喜びをコメント。

坂本は「これからプリマステラのことをもっと知ってもらえるよう頑張ります。夢は単独でZeppに立つことです」と宣言して、客席からは大きな拍手。2021年9月にカップリング曲としてリリースされたプリマステラのオリジナル曲「雨のち奇跡的に晴れ」を歌って、初のライブを終えた。

そんな彼女たちは1月31日(月)〜2月6日(日)に、静岡のライブハウス「浜松窓枠」で出張公演を実施する。

■パフォーマンスもトークも先輩らしい安定の展開

プリマステラの退場後、再びオーバーチュアが流れると、ステージには斉藤をはじめとする先輩6人組が登場。斉藤に続くメンバーは6期生の井田玲音名、鎌田菜月、熊崎晴香、ドラフト1期生の松本慈子、福士奈央という安定感ある顔ぶれ。

ライブは熊崎をセンターにした「コケティッシュ渋滞中」でスタート。黒をベースにしたプリマステラとはひと味違った大人なムードの衣装で、パワフルなパフォーマンスを展開する。

「意外にマンゴー」や「Stand by you」を歌い終えたメンバーが「こんばんは、SKE48チームEです!」とあいさつすると、客席はざわざわ。1人ずつ「チームEの○○です!」と自己紹介した最後に松本が「チームSの松本慈子です!」と告げると、他の5人が一斉にコケるというコンビネーション抜群の団体芸も披露した。

続いて「強がり時計」「片想いFinally」「チキンLINE」と、SKE48のライブではおなじみの楽曲を連発。「片想いFinally」のサビではパンツルックの斉藤&井田が前蹴りの振り付けを迫力たっぷりに見せつけた。

その一方で「チキンLINE」のラストでは、斉藤が勢い余ってジャンプの振り付けを間違えてしまったが、メンバーからは「それもかっこ良かった!」と声が上がった。

この6人がZepp Hanedaのステージに立つのは初めてとあって、6人は「きれいな会場!」と口々に言うと、話題は楽屋での裏話に。薄着の鎌田が暖房の温度を上げようとしたところ、厚着の熊崎が「おまえが着ろよ!(笑)」と珍しくキツめにツッコんだことが発覚。

また、斉藤の携帯の充電器を松本が勝手に使っていた、ソファが豪華だったなど、絶妙な掛け合いのトークで客席の笑いを誘った。

終盤も「チョコの奴隷」「夏よ、急げ!」「アイシテラブル!」とシングル曲を中心にたたみかけ、声出しやジャンプのできない客席もペンライトで盛り上げる。斉藤の「年明けからこのメンバーでライブができるとは、一昨日まで思ってなかった(笑)」という言葉がうそのように圧巻のライブが展開された。

先輩メンバー6人が「賛成カワイイ!」「無意識の色」を歌い終えると、プリマステラのメンバーをステージに呼び込んで、全員で最後のあいさつ。ここで3月2日(水)にSKE48の29枚目のニューシングルがリリースされることが告知され、さらに2月7日(月)〜13日(土)には発売記念オンラインサイン会および手形会が開催されることが発表された。

■セットリスト〜プリマステラ

M1.夢の階段を上れ!
M2.制服を着た名探偵
M3.ハッピーランキング
M4.触らぬロマンス
M5.いい人いい人詐欺
M6.はにかみロリーポップ
M7.あうんのキス
M8.望遠鏡のない天文台
M9.奇跡の流星群
M10.バンザイVenus
M11.雨のち奇跡的に晴れ

■セットリスト〜先輩メンバー

M1.コケティッシュ渋滞中
M2.意外にマンゴー
M3.Stand by you
M4.強がり時計
M5.片想いFinally
M6.チキンLINE
M7.チョコの奴隷
M8.夏よ、急げ!
M9.アイシテラブル!
M10.賛成カワイイ!
M11.無意識の色

取材・文=青木孝司