俳優の瀬戸康史が1月14日、都内にて開催された映画「コンフィデンスマンJP 英雄編」初日舞台あいさつに、長澤まさみ、東出昌大、小日向文世、小手伸也、城田優、生田絵梨花、江口洋介、田中亮監督と共に出席。瀬戸の4カ国語を使いこなす難役に、東出、城田ら共演者が「本当にすごかった」「あっぱれ」と賛辞を送った。

同作は「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズ、「リーガル・ハイ」シリーズなどを手掛けた脚本家・古沢良太による人気テレビドラマの劇場版第3弾。美しきコンフィデンスウーマン・ダー子(長澤)、若きコンフィデンスマン・ボクちゃん(東出)、百戦錬磨のコンフィデンスマン・リチャード(小日向)、3人のコンフィデンスマン=信用詐欺師が地中海に浮かぶ世界遺産の島“マルタ”の首都であるバレッタを舞台に、大人のだまし合いバトルを繰り広げる。

スーパーエリート捜査官・マルセル真梨邑役で出演する瀬戸は「この『コンフィデンスマンJP』という作品に参加できたことが本当にうれしいです」としみじみ。MCからは瀬戸の“怪演ぶり”がすさまじかったと明かされた。

瀬戸は「どこまで言っちゃいけないのか」とネタバレに気を使いつつ、英語やフランス語を駆使する同役について「フランス語もそうだし、英語をしゃべる役は今までもあったんですけど、こんなにもフランス語の量が多い作品は初めてでした。アフレコに8時間かかりました」と苦労を告白。

小手が、人気キャラクター・五十嵐役について“革命”と表現したことを受け、瀬戸も「僕にとっても革命といえる役になったんじゃないか。すごく楽しかったですね」と振り返っていた。

東出は、瀬戸の演技について「すごかったし、よどみなく外国語もベラベラベラとしゃべって」と絶賛。「現場で『どうやって勉強してんの』って言ったら『行き帰りの車で』と言ってて。『せりふの勉強それだけ!?』って。たぶん努力の跡を見せないっていうところもあると思うんですけど、本当にすごかったです」と、瀬戸とした会話の内容を明かした。

さらに、瀬戸の英語・フランス語の出来栄えの評価を求められた城田は「僕は見せかけですから(笑)。スペイン語はスペイン人の血も流れてますから分かりますけど、英語に関しては僕は誤解されやすいんですが、独学で多少しゃべれるっていうだけで全然アレです。アレです」と謙遜。

そのうえで「瀬戸くんはスペイン語もしゃべっていて。誰よりも(劇中で使う)国の言葉が多いんですよ。日本語、スペイン語、英語、フランス語。本当にあっぱれでしたけど、想像を絶する努力をしていらっしゃるんじゃないですかね」と答えた。

瀬戸は「城田さんにそんなこと言ってもらえるんですか、僕は」と歓喜。また「城田さんが、この作品に入る前に連絡をくださって。『本当に頑張ろう』って。すごくうれしかったです」と城田との裏側を明かした。

城田は「17年前から知っているんですけど、事務所以外の仕事で初めて共演してるんですよ。だから、すごくうれしくて。プライベートでは親交があるんですけど、なかなかお仕事を一緒にする機会がなかったので、どうにか盛り上げられたらと」と、瀬戸との共演に大きな喜びがあったことを打ち明けていた。

◆取材・文=山田健史