綾瀬はるかが、2022年4月期に“月9”枠で放送されるドラマ「元彼の遺言状」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)で主演を務めることが分かった。同ドラマは2021年に宝島社主催の第19回「このミステリーがすごい!」大賞で大賞を受賞した新川帆立の同名小説が原作。綾瀬はこれが月9ドラマ初主演、フジテレビ系の連続ドラマ出演は木曜劇場「鹿男あをによし」(2008年)以来14年ぶりで、弁護士役に初挑戦する。主演にあたり、綾瀬は「視聴者の皆さまの明日の活力になるような作品にしたいです。ぜひ楽しみにしていてください」とコメント。また、原作者の新川は「綾瀬さんは主人公のイメージにぴったりです。どのような演技を見せてくれるか楽しみにしています」と太鼓判を押し、期待を寄せた。


同ドラマは、綾瀬演じる大手弁護士事務所に勤める敏腕弁護士・剣持麗子(けんもちれいこ)が、元交際相手からの奇妙な遺言を受け、依頼人と共謀して巨額の遺産の分け前を狙う遺産相続ミステリー。原作の世界観はそのままに、ドラマオリジナルのエピソードも描かれる。

容姿端麗でスタイル抜群、派手な高級スーツを身にまとい、ヒールをカツカツと鳴らしながら風を切ってわが道を突き進む麗子は、どんな相手に対しても物おじせず、圧倒的な法律知識とハッタリを効かせた話術を武器に、数々の難局からクライアントを救ってきた。

クライアントのためなら、どんなあくどい手を使ってでも“勝ち”にこだわる麗子だが、あまりの剛腕さで問題を起こしてしまい、ボーナスの減給を言い渡される。その処遇に激怒した麗子は「こんな事務所、やめてやる!」と上司の前でたんかを切る。不本意な形で休暇を手に入れた麗子は、怒りが冷めると同時に一抹の寂しさを覚え、知り合いに連絡を取ろうと思いつき、昔交際していた栄治にメールを送るが、代理人から「森川栄治は永眠しました」という返信が。

そして栄治が残した「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という、犯人だけがその財産を譲り受けられる“奇妙な遺言”を受け、麗子が依頼人と共に狙ったお金をめがけて突き進む。しかし、なぜか毎度殺人事件に出くわし、法的視点で渋々事件を解決する羽目に。それでも、どんなに難事件だろうと麗子は諦めず、難解なミステリーを解決していく。

同ドラマの演出は「HERO」シリーズ(2001年ほか)などを手掛ける鈴木雅之監督らが担当。鈴木監督はこれまで、綾瀬の出演作としてはドラマ「太閤記 サルと呼ばれた男」(2003年、フジテレビ系)、映画「HERO」(2007年)、ドラマ「鹿男あをによし」、映画「プリンセス トヨトミ」(2011年)、映画「本能寺ホテル」(2017年)の5作品でメガホンを取っており、今回が6度目のタッグとなる。脚本は杉原憲明が務める。


■綾瀬はるかコメント「全力疾走している感じ」

初の弁護士役ですが、私が演じさせていただく剣持麗子は、クライアントを守ることにもその見返りにも貪欲で、全力疾走している感じです。

勝つためにはどんな手も使い突き進む型破りなキャラクターの麗子と痛快な物語に毎週スカッとする、視聴者の皆さまの明日の活力になるような作品にしたいです。ぜひ楽しみにしていてください。

■演出・鈴木雅之氏コメント

目標はクラシックミステリーと言いますか、古き良きミステリーの世界を照れずに堂々と作ろうと思っています。原作も昔のミステリーの雰囲気が漂った作品ですし、ミステリーは世界観が重要です。物語は、いかにもミステリーという軽井沢の洋館から始まります。オリジナルストーリーも描きますし、何より、綾瀬さん演じる麗子をはじめ登場人物のキャラクターを、いかに魅力的に、印象的に作っていくかが大事だと思っています。

綾瀬さんは私の一番好きな女優さんのお一人ですから、とても良い現場になると思いますし、楽しみです。クラシックミステリーというジャンルを連続ドラマでやる面白みはあると思いますし、作り手は気合が入っていますのでぜひともご覧ください。