“女性版ハルク”誕生!美しく力強い“弁護士ヒーロー”描く異色作<シー・ハルク>
■全く新しいヒーロー像
「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019)をはじめ、ヒット作によって次々とエンターテイメント史を塗り替えてきたマーベル・スタジオ。
劇場映画にとどまらず、「ワンダヴィジョン」「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」「ロキ」「ホークアイ」「ムーンナイト」「ミズ・マーベル」とオリジナルドラマシリーズを続々とリリースする同スタジオが新たに贈る最新ドラマシリーズ「She-Hulk: Attorney at Law」の邦題が「シー・ハルク:ザ・アトーニー」に決定し、8月17日夜4時より配信されることが分かった。
この度、今後のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)を牽引する存在になることを予感させるニューヒーロー“シー・ハルク”の、美しく力強い姿を捉えた予告編が全世界で解禁。
ある日、突然の事故をきっかけにハルク級の力を持つ“シー・ハルク”になってしまった弁護士のジェニファーが、強大なパワーに困惑しつつも、弁護士の仕事に立ち向かおうとする姿をユーモアもたっぷりに描いている。
併せて解禁されたUS版キービジュアルでは、ブリーフバッグを持ち、ヒールを履いたシー・ハルクとなったジェニファーが、颯爽と裁判所へ向かう階段を上がっていく様子を捉えており、これまでのMCUのどのキャラクターとも違う、全く新しいヒーロー像が描かれることが予感される。
■私はジェニファー。ヒーローじゃない。弁護士です――
本作の主人公は、ヒーローやヴィランたちを相手に弁護をする“超人専門弁護士”としてバリバリ働く、ジェニファー・ウォルターズ。彼女はある事故をきっかけに、突然“シー・ハルク”の力を手にしてしまった…。
解禁された予告編でも、予期しない形でハルクのパワーを得たジェニファーが、「私はヒーローじゃない」「普通の弁護士でいたい」と悩み葛藤する姿が描かれる。
それなのに、ハルクからは「望んでなくても力を使いこなせ」と言われ、“怒り”と“恐怖”で変身させようと実験台にされたり、「アベンジャーズに入れる」と勧められ「あれって億万長者かナルシシストか、天涯孤独な人がなるんでしょ」と、アイアンマンやキャプテン・アメリカをキツめにディスるほどヒーローになるのを拒否するなど、クスっと笑える一幕も。
〈アベンジャーズ最強〉クラスのパワーは得たけど、あくまで弁護士として、人々を守りたいジェニファー…。果たして彼女は、“圧倒的なパワーを得たヒーロー”として世界を守るのか、“弁護士”として世界を守るのか――。“シー・ハルク”と“ハルク”による、MCUの全く新しい予測不能な凸凹コンビが誕生する。
■主演は「オーファン・ブラック」のタチアナ・マスラニー
シー・ハルクことジェニファー・ウォルターズ役に抜擢されたのは、ドラマ「オーファン・ブラック 暴走遺伝子」で複数のクローンを演じ分け、エミー賞主演女優賞を受賞するなど演技派として話題を集めるタチアナ・マスラニー。
そして、ファンは当然おなじみ“アベンジャーズ”のオリジナルメンバー、ハルク(=ブルース・バナー)を演じるのは、「フォックスキャッチャー」「スポットライト 世紀のスクープ」等でアカデミー賞助演男優賞ノミネート歴も誇るマーク・ラファロ。そして、「インクレディブル・ハルク」のヴィランとして知られるアボミネーションがカムバックし、ティム・ロスが再び演じる他、ウォン役のベネディクト・ウォンなど、MCUのベテランが多数出演している。
監督・プロデューサーは、ジェニファー・ロペス、オーウェン・ウィルソン出演の映画「マリー・ミー」等を監督した若き奇才カット・コイロが抜擢されている。