■3人のヒロインのトップバッターとして登場
2022年1〜3月放送ドラマを対象に開催した「第111回 ザテレビジョン ドラマアカデミー賞」の受賞者を発表中。主演女優賞に輝いたのは、連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(NHK総合ほか)の上白石萌音。3代にわたる物語の中で初代ヒロインを務めた上白石は、少女が母となり、戦争に翻弄(ほんろう)されながらも力強く生きていく姿を演じ、2代目ヒロインの深津絵里、3代目ヒロインの川栄李奈へとバトンをつないだ。投票コメントには、「ひたむきに生きる安子の姿に心を打たれた」「3人のヒロインの先発としての役割を果たしヒットに貢献した」といった声が寄せられている。

受賞を受けて上白石は、「安子が幸せの絶頂にいるときも、苦悩のどん底にいるときも、必ず誰かが手を差し伸べてくれたように、私自身もキャスト・スタッフの皆さまに常に支え導いていただいていました」と撮影を振り返った。そして「いつでも明るく朗らかな、まさに『ひなたの道』のような撮影現場が大好きでした」と劇中のキーワードも交えて作品への愛を語った。

“朝ドラヒロイン”の大役を見事に務めきった上白石。最後は、「皆さまへの感謝と、たくさんの学びと、『カムカムエヴリバディ』の一部になることができた誇りを胸に、これからも精進してまいります。ありがとうございました」と感謝の言葉で締めくくった。

■「カムカムエヴリバディ」は5部門で受賞
「カムカムエヴリバディ」からは、2代目ヒロインのるい役の深津絵里が主演女優部門で2位に。18歳から最終回まで年齢を重ねていく様を演じ、その演技力が話題に。また、母の告白を聞くシーンでは、表情のみでの芝居でも多くの視聴者の涙を誘った。

また、上白石演じる安子の夫・稔を好演した松村北斗が助演男優賞を受賞したほか、最優秀作品賞、脚本賞(藤本有紀氏)、ドラマソング賞(AI「アルデバラン」)の5部門で受賞。改めて人気の高さを感じさせた。