6月9日(木)に帝国劇場で開幕するミュージカル「ガイズ&ドールズ」の取材会が行われ、出演の井上芳雄、明日海りお、浦井健治、望海風斗、演出のマイケル・アーデンが登壇した。


「ガイズ&ドールズ」は1950年にブロードウェイで上演されて以降、日本でもたびたび上演されてきたミュージカル。天才ギャンブラーのスカイを井上、お堅い救世軍軍曹サラ・明日海、スカイのギャンブル仲間であるネイサンを浦井、ネイサンの婚約者である踊り子のアデレイドを望海が演じる。

■浦井が明かす井上の座長エピソード

ミュージカル界を代表する4人がメインキャストとして一堂に会するということでチケットは満員御礼のソールドアウト。

そんな豪華メンバーの関係性を尋ねられると井上は、「2人(明日海と望海)は、妹と宝塚歌劇団の同期で。気持ち的にはずっと妹のような感じなのですが、今回の共演で仕事仲間になりましたね。素晴らしい女優さんになられたなと、兄のような親のような気持ちで。浦井くんのことはちょっとわからないです、耳が赤いなってことくらい…」と回答。そんな井上のいじりに浦井は「なんで!!」と一生懸命突っ込んでいた。

そんな井上と浦井は今作で9年ぶりの共演。何か成長や変わったところを問われると浦井は「芳雄さんの座長っぷり。演出のマイケルさんが考え込んでいるときに、誰かが何か言ったわけでもないのにいきなりパックに入ったバナナをスッとマイケルさんに置きに行ったり。そういうケアをしていました」とコメント。井上は「あげてないよ?」と言っていたが、明日海も「(誰かのケアをしているところは)よく見ました」と答え、井上の座長っぷりを称賛した。

■望海、明日海との共演は「音楽学校に戻ったような気持ち」

宝塚歌劇団の同期である明日海と望海は、劇中で共に歌うシーンも。明日海は「『これで大丈夫だろうか? 自分らしくいれているだろうか?』と演じる上での兼ね合いを難しく感じることもあるのですが、望海とのシーンは意識しすぎず自然体で入れた気がします」とコメント。望海も「音楽学校に戻ったような気持ちでできました」と心境を明かした。

また、男役だった望海は、「ハンドバッグってどうやって持つんだろうって…。些細なことが分からなくなってしまうことが多かったりしました」と稽古中のエピソードを披露。「でもお二人とも宝塚出身の方との共演経験が多いので、こちらが自然といることができる空気を作ってくださっていました」と井上と浦井に感謝しているようだった。

そんな望海のコメントを踏まえて「元宝塚歌劇団の役者と共演するときに気を付けていること」を問われた井上は「在団中には表に出せなかったエピソードを聞くこと」と回答。これには浦井も「何も話せないじゃん!」とすかさず突っ込み、報道陣の笑いを誘っていた。

そして最近は司会としても活躍している井上は、「今、ここの会見の司会もしたいくらい(笑)。皆さんにも(スケジュールで)ご迷惑をおかけしながら稽古をしていましたが、どちらも頑張ることが充実につながるかなと。いつでも司会ができるポテンシャルではいます!」とミュージカルと司会業、両方への意欲を見せ、会場を沸かせていた。

ミュージカル「ガイズ&ドールズ」は帝国劇場にて6月9日(木)から7月9日(木)まで、博多座で7月16日(土)から29日(金)まで上演される。