眞栄田郷敦“マサ”が宮崎美子“おばちゃん”のために一芝居打つ姿が笑いを誘う<カナカナ>
■佳奈花が子ども合宿へ
“夜ドラ”とは、“朝ドラ”こと連続テレビ小説の夜版ともいうべきドラマ枠で、2022年の4月に新設。本作はその第2弾となる。
原作は、「今日から俺は!!」(小学館)で知られる西森博之氏の同名漫画。100人相手のケンカに勝った伝説を持つ元ヤンキー・マサと、人の心が読める、ちょっとおませな5歳の女の子・佳奈花が織りなすハートフルコメディーが展開する。
遠縁の佳奈花を預かり、親代わりとして3カ月の試用期間を過ごす“仮免ファーザー”のマサ。第18回は、友だちを作って欲しいと願っているマサのためにお寺で行われる子ども合宿に参加することにした佳奈花。特殊能力を持つ和尚がいると聞いた佳奈花は、超能力を消してくれるかもと足取り軽く寺に向かった。あっさりした別れに落ち込むマサだが、気を取り直して検査入院したおばちゃん(宮崎)の家に向かった。
■眞栄田郷敦“マサ”の棒読み演技に爆笑
おばちゃんの息子で、マサにとってはいとこにあたる陽斗(瀧澤翼)は反抗期真っ最中。そんな陽斗をどうにかしようと、マサは親友の勇介(前田旺志郎)と示し合わせて一芝居打つことに。
おばちゃんの庭の高枝切りのため、脚立に乗ったところ、落ちて腕を骨折。こうなったのは陽斗のせいだとして、マサは「住み込みでうちの店を手伝え。ついでにお前の根性を叩き直してやる」と告げた。
「ワ〜」と叫びながらわざと脚立を倒し、「イテ〜イテ〜」と腕の骨が折れたことを猛アピールした眞栄田郷敦“マサ”。視聴者にとっては丸わかりの棒読み演技に、「今日イチ笑った」「大げさすぎるところ笑っちゃった」「倒れる最中のマサを待ち受けにしたい」といった声が上がった。
■マサが“父親”として一歩進む決意
その後、勇介から連絡をもらった沙和(白石聖)と美咲(新川優愛)が、マサの骨折を心配してそれぞれ手土産を持って駆け付けた。そんな二人に芝居だったと言えずに申し訳なさそうな表情を見せたマサ。
一方で佳奈花ロス中でもあるマサは、「カナが帰ってくるまでに父親の階段を昇る」と決意。「子どもと向き合って、悩みの解決を手助けするのは親の大切な役割ともいえます」という美咲のアドバイスをもとに、悩んでいる様子を見せていた陽斗とどう向き合っていくのだろうか。
◆文=ザテレビジョンドラマ部