眞栄田郷敦主演の夜ドラ「カナカナ」(毎週月〜木曜夜10:45-11:00、NHK総合)の第19回が6月15日に放送された。佳奈花(加藤柚凪)の“仮免ファーザー”として奮闘中のマサ(眞栄田)だが、佳奈花を思う言葉にはすでに父親らしさが表れていた。(以下、ネタバレがあります)

■マサがいとこの悩みに向き合う

“夜ドラ”とは、“朝ドラ”こと連続テレビ小説の夜版ともいうべきドラマ枠で、2022年の4月に新設。本作はその第2弾となる。

原作は、「今日から俺は!!」(小学館)で知られる西森博之氏の同名漫画。100人相手のケンカに勝った伝説を持つ元ヤンキー・マサと、人の心が読める、ちょっとおませな5歳の女の子・佳奈花が織りなすハートフルコメディーが展開する。

遠縁の佳奈花を預かり、親代わりとして3カ月の試用期間を過ごす“仮免ファーザー”のマサ。第19回は、佳奈花がお寺の子ども合宿から帰ってくるまでに、父親の階段を昇る決意をしたマサが、その一歩として反抗期のいとこ・陽斗(瀧澤翼)の悩みを解決するために奔走した。

■互いのことを思うマサと佳奈花

陽斗の悩みは、友人の薫(熊澤歩哉)が父(池田良)の反対を受けてクイズ研究会をやめようとしていることだった。隆一になぜかクイズ対決を申し込んだマサ。対決後、いま勉強することで将来が安心になるという考えを明かした隆一。

マサは子どもを思う心に共感しつつ、自分の思いを打ち明けた。「俺もカナには苦労させたくねぇ。カナには好きなように生きてもらいてえんだ。好きなことばかりさせたら、あとで苦労するかもしんねえ。俺は難しいことは分かんねえが、ただ…カナにはずっと笑っててほしいな」。“仮免ファーザー”のマサの佳奈花への父親らしい思いがあふれた言葉だった。

一方、お寺の子ども合宿に参加している佳奈花は、特殊能力を持つといわれる和尚(斉藤暁)に自分の超能力を消してもらうことが本当の狙い。しかし、和尚の心を読んだ佳奈花はうそだと分かってガックリし、「マサと幸せになりたいだけなのに」と嘆いた。

マサと佳奈花の互いを思い合う心温まる展開となった。

■警察署長の企みとおばちゃんの様子に心配の声

しかし、ラストでは不穏な空気が漂うことに。

マサの店に突然現れた警察署長の桐島(桐山漣)は、あいさつにきただけと言いつつ、店を出てから「あの時の借りは必ず返す」と不敵な笑みを浮かべた。また検査入院から帰ってきたおばちゃん(宮崎美子)は、マサに深刻そうに相談を。

SNSには「せっかく平和だったのにまた不穏な空気」「署長が何やらホント怖いよ〜」「おばちゃんが心配」「次回が気になってならない」といった声が上がった。

◆文=ザテレビジョンドラマ部