仲野太賀主演「拾われた男」(毎週日曜夜10:00-10:45、NHK BSプレミアム)の第1話が6月26日に放送された。俳優・松尾諭のエッセーをドラマ化し、他人に“拾われる”ことで人生を切り開く主人公を演じる仲野。かねてより言われている演技力の高さをあらためて絶賛する声があがり、さらに共演陣の豪華さにも大きな反響があった。(以下、ネタバレがあります)

■俳優・松尾諭の自伝的エッセーに基づく物語が開幕

本作は、俳優・松尾諭が自らの波乱万丈なサクセスストーリーを書いたエッセーをドラマ化。俳優志望の男・松戸諭が、他人に“拾われ”続けることで夢も恋も掴んでいくヒューマン・コメディ。

ウォルト・ディズニー・ジャパンとNHKエンタープライズの共同制作で、ディズニープラス向けのコンテンツとして日本国内の制作会社との初の共同制作作品となる。NHK BSプレミアムでの放送のほか、ディズニープラスのブランドコンテンツ「スター」で見放題独占配信(毎週日曜夜11時配信)される。

第1話は、俳優になりたいという夢を持ち、兵庫から幼なじみの杉田(大東駿介)を頼って東京・表参道のアパートに転がり込んだ諭。ツテなし金なしの日々を過ごしていたある日、自動販売機の下に落ちていた航空券を拾うと、その持ち主はモデル事務所の社長・山村(薬師丸ひろ子)だった。それが縁で、山村にスカウトされ、モデル事務所に俳優として所属することになった。

■レギュラー陣のほかサプライズも!豪華キャストが続々

第1話の冒頭から驚きの声が視聴者から上がった。原作者の松尾が登場し、2017年に放送された連続テレビ小説「ひよっこ」(NHK総合)を撮影しているというシーン。そこに編集者・芥川マリ(夏帆)がやって来てエッセーの連載を提案するという流れなのだが、なんと「ひよっこ」主演の有村架純が本人役でサプライズ登場したのだ。

その後、ドラマの世界が展開したが、またもサプライズ。上京した諭が劇団東京乾電池のオーディションを受けるシーンで、座長の柄本明のほか綾田俊樹、ベンガルと本当の劇団員が顔をそろえた。

また、井川遥は“ポスター”としてだが、井川遥本人役で登場。

本作はレギュラー陣も豪華。諭の兄・武志を草なぎ剛、諭の運命の女性となる結を伊藤沙莉、諭の両親を風間杜夫と石野真子、諭が通う居酒屋の常連客を六角精児、そしてレンタルショップのアルバイト仲間に要潤、安藤玉恵、北香那、前田旺志郎、松本穂香らが出演する。

SNSには「柄本明とか有村架純とか画面の端の端までなんのフェスティバルですかという目もくらむ豪華キャスティング」「俳優陣が豪華過ぎて演技巧者揃いだから、1話から既に脇役までキャラが立ってる」「東京にいけばあんな豪華なアルバイトさんがいるレンタルビデオ屋さんがあるんですか」といった投稿が上がった。


■演技力で主演としての存在感を放つ仲野太賀

主演の仲野の演技も注目された。「段々松尾さんに見えてくる太賀くん」「仲野太賀サンが松尾諭サンにしか見えないー!」「松尾さんに歩き方がそっくりだよ」といった声が。

モチーフの松尾を感じさせつつも、ドラマで描かれる“松戸諭”のおかしみや愛おしさを体現。脇を固める豪華キャストの中でも、やはり物語をひっぱる主人公としてさすがの演技力で視聴者を魅了した。第1話では絡みが少なかった兄役の草なぎや、今後登場する伊藤沙莉との共演にも期待が高まっている。

※草なぎ剛のなぎは、弓へんに前の旧字体その下に刀が正式表記

◆文=ザテレビジョンドラマ部