眞栄田郷敦主演の夜ドラ「カナカナ」(毎週月〜木曜夜10:45-11:00、NHK総合)の第27回が6月29日に放送された。マサ(眞栄田)を助けたいという思いから、叔父・沢田(武田真治)についていく決意をした佳奈花(加藤柚凪)。そんな彼女がマサとの生活で得た“幸せ”について沢田に語った言葉が胸を打った。(以下、ネタバレがあります)


■家を出た佳奈花を探すマサ

“夜ドラ”とは、“朝ドラ”こと連続テレビ小説の夜版ともいうべきドラマ枠で、2022年の4月に新設。本作はその第2弾となる。

原作は、「今日から俺は!!」(小学館)で知られる西森博之氏の同名漫画。100人相手のケンカに勝った伝説を持つ元ヤンキー・マサと、人の心が読める、ちょっとおませな5歳の女の子・佳奈花が織りなすハートフルコメディーが展開する。

遠縁の佳奈花を預かり、親代わりとして3カ月の試用期間を過ごす“仮免ファーザー”のマサ。しかし、佳奈花はマサを助けるために、叔父・沢田についていくことに。第27回は、マサは勇介(前田旺志郎)たちと必死に佳奈花を探した。仕事のある沙和(白石聖)や美咲(新川優愛)には遠慮して連絡していなかったが、沙和は「あの子はおめぇだけの子どもじゃねぇ、私らみんなの子どもなんだよ」と啖呵を切る。

■佳奈花がマサと暮らして知った“幸せ”

町を離れる前に警察署長の桐島(桐山漣)と会う約束をした沢田は、待ち合わせ場所の神社へ。

そこで佳奈花は、自分の能力を利用してお金儲けしようとする沢田が「金があれば人から見下されず、大事にされる」という思いがあることを読み取った。

「おじさんは寂しいからお金が欲しいんですね」と悟った佳奈花は、「マサと暮らして、たくさんお金がなくても幸せになれるんだって知りました。だから、叔父さんが“お金がなくても幸せ”って言えるまで、そばにいます。叔父さんは亡くなったお父さんの大事な弟だから。これからは叔父さんが幸せになるのを手伝います」と語った。

SNSでは「カナカちゃんなんて優しい子なんだよ〜沢田が幸せになるのを手伝うなんて」「カナカちゃんのセリフにジーンときた」「カナがいい子過ぎて涙が止まらない」など反響が相次いだ。

■マサが怪物に…迫力のアクションシーンを披露

佳奈花の優しさは沢田にも届いたようだ。神社で桐島とつながっている連中に襲われた沢田は、すきを見て逃げ出し、マサに助けを求めた。

さんざん嫌な目にあわされてきた相手だが、マサは「俺はお前を信じる」と言い、佳奈花がいる廃ビルへ。1人で何人もの悪人たちに立ち向かっていった。

それは、高校時代に勇介を助けるためだった伝説の100人斬りさながら。沢田を信じ、佳奈花を助けるために再び“怪物”になったマサ。胸がアツくなる迫力あるアクションシーンだった。

ついに、本日、6月30日(木)放送の第28回が最終回となる。桐島がなぜマサに罪をかぶせようとしているのか、行く末を見届けたい。

◆文=ザテレビジョンドラマ部