ツッコミ担当の浜谷健司と、神田うのの弟でボケ担当の神田伸一郎からなるハマカーンが登壇した、過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが、自らのしくじった経験をさらけ出し、人生の教訓を伝授してくれる反面教師バラエティー「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(毎月第1〜3金曜夜9:00-9:30、第4金曜テレビ朝日地上波放送終了後〜 ABEMA SPECIALチャンネル)の7月15日の放送では、ABEMAオリジナル企画「しくじり学園 お笑い研究部」最新作「ハマカーンの今後を考える!」完結編で、“バラエティに出たくない”という闇を抱える神田の秘めた“バラエティ力”を引き出し、今後、さらに活躍できるよう、研究部メンバーとともに考えていった。

■「ハマカーンの今後を考える!」完結編

神田の“ヤバい一面”が続々と発覚した7月8日の放送に続き、完結編となる今回は、神田がどうすればテレビで活躍することができるのか、その方法について研究することになった。

まず、神田の言動について、「“神田うのの弟キャラ”をうまく使えない」という特徴を挙げた浜谷は、“毎年、神田うのからお年玉をもらっている”“神田うのにもらったブラックカードを常に持ち歩いている”など、芸人として強力なエピソードを持っているのに、このエピソードを使わないのだとなげく。すると、アルコ&ピースの平子祐希が「外ロケとか行って、何か買ったときに、必ずブラックカードを出したら、それだけでおもしろい」と提案し、一同も「たしかに!」「めっちゃおもしろい」と賛同したが、神田は「(姉から)『まわりの人に、本当に自立してない大人に思われるから、使っていいけど、使ってるって言わないでね』って言われた。だから言いたくないんです」と明かし、「家族が嫌がることやらなきゃダメ?」と否定的な態度となる。

その神田の主張に、ハマカーンと同期で、旧知の仲であるオードリーの若林正恭は、「神ちゃんの軸で考えるけど、(芸人は自分の)軸を抜いて、“バラエティ”に刺して、(その場が)いちばん合理的に盛りあがるほうで考える。自分の正義を抜いて。だから、“演者さんが人気ならお客さんが来る”ということに軸を刺せば、自分の仕事になる。歯車になれるかなれないか。本人が“軸を抜いてまでバラエティに出たくない”っていうなら、今日の授業は、もう終わりです」と、神田の思いをくみ取りつつも、芸人として心持ちを説く。

そこで、ここまでの内容をふり返り、現在の心境を尋ねられた神田だったが、「よく盛りあがるな、と。さすがタレントさんだなと思って。俺、このエピソードを前でしゃべられたら、純粋に嫌いになるだけで終わる、こんなやつ」と自らを指差しながらのコメントに、浜谷は「自虐がスゴいんですよ」とあきれ、神田が、ここ10年間で完全に自信を失い、自虐モードに突入してしまっているという実態も明らかになった。

■自虐が増えた理由

その後、自虐が増えた理由について、「お笑いはじめたてのときは自信あるでしょ?それで、いざ(お笑いを)始めると、まわりがおもしろい人ばっかりで、(心が)折れたんです。辞めようかなって時期に、(『THE MANZAI』で)優勝できて、バラエティに呼んでもらって、一回、自信復活して、ここ10年でまた折れた。2回、折れてるんでダメだと思った」と胸の内を語った神田に、若林は「でも、たぶん、みんな、2回、折れてるんだよね」と、研究部メンバーに話題をふり、なかでも一際深くうなずいた平子は、「描いてた未来と正反対で飯食ってる。僕は、7回くらい折られてる。ボキボキに折れすぎて、1個の輪になってる」と、また「僕も“これはこうじゃないか”というまっすぐな目線を持ってて、それを『お前、それおかしいぞ』『変だぞ』と言われて、仕事が回ってきた。“逆にこれってお仕事なるんだ”と気づいた」と、自らの経験から“ありのままの自分”でいることが仕事につながることもあるとアドバイスし、「だから神田さんも、今日を境に、バラエティのオファー、ぜったい来ますよ」と断言するも、力強い平子の言葉に早くもプレッシャーを感じたのか、神田は「吐きそう」と顔をしかめた。

また、平成ノブシコブシの吉村崇も「自分が思っている以上にバラエティは遠くない。数ミリ動くだけで、バラエティのど真ん中いける」と、神田のバラエティ力に太鼓判を押し、若林は、ありのままのキャラクターで、ロケやバラエティ番組に出てほしいと展望を語った。

そして、“ありのままの神田を出すべき!”という意見でまとまったところで、最後に若林から「神ちゃんがいちばん嫌がること言うけど、漫才やってもらっていい?アドリブで」とムチャぶりが飛び、ハマカーンのふたりは、急ぎ漫才を披露することになる。困惑しながらも、“本心”をむき出しにした“新生ハマカーン”のアドリブ漫才にスタジオは大爆笑となり、生徒役の元AKB48で女優の横山由依は「うそがまったくない。だから、グッと伝わってくるというか。“真実の漫才”っていう感じがした」と絶賛し、若林も「漫才師が目指すところ。ネタの設定とかじゃなくて、人間と人間で(漫才を)やるっていう」「ビッカビカに輝いてた」「カッコよかった」と、ふたりの漫才を絶賛した。