iKONが「iKON JAPAN TOUR 2022〜FLASHBACK〜」のために約2年半ぶりに来日。神戸でのライブを終え、東京公演を前に、日本新作アルバム『FLASHBACK [+ i DECIDE]』のリリースを記念した合同取材会を行った。

■声を出せなくても、ファンの皆さんの熱気が伝わった

久々の来日公演に、「忘れられているかもという心配もありましたが、たくさんの人が来てくれて、幸せでした」というSONG。BOBBYは「声を出せなくても、ファンの皆さんの熱気が伝わった。楽しんでいただいているのが分かって安心しました」と笑顔を見せる。

新作アルバムは、「今まで以上に多様なジャンルを取り入れています。特にリード曲『BUT YOU』は初めてのジャンルで、iKONにとっても挑戦」と言うJAY。

その「BUT YOU」の撮影日が誕生日だったというJU-NEは、「誕生日に夜遅くまで撮影だったんですが、みんながケーキを用意してくれて、サプライズでお祝いしてもらいました」と言うと、末っ子のCHANは、「クラブのシーンでシャンパンを開けるのに緊張しました。やったことがないから」とドキドキの初体験を明かした。

BOBBY、JAY、DKの3人で作曲したという「DRAGON」は、「BOBBYさんが歌詞とコンセプトを考えて、僕とJAYさんが意見を出しながら作った」(DK)そう。また、盟友WINNERのYOONが「GOLD」、MINOが「AT EASE」の制作に参加しているが、「他にもWINNERと作業している曲があるので、今後も期待してほしい」(JAY)と楽しみな予告も。

これからの目標を聞かれると「ポエム的に言っていいですか?」と前置きをしたJU-NEが「今の時期は自分のために、歩きたい道と歩かなきゃいけない道を、勇気を持っていかないとダメ。自分がやりたいことには、誰よりも大きな勇気を持って歩きたい」とカッコ良く決めた。

■生バンドとの共演で迫力のステージを披露!

国立代々木競技場第一体育館での東京最終公演は、切ない「KILLING ME」からスタート。取材会で「この曲から始まり、徐々に盛り上げていきたくて」と言っていたが、「皆さん、準備できましたか?」というBOBBYの掛け声をきっかけにした2曲目の「BLING BLING」から会場はブチ上がり状態。彼らにとって初めての生バンドとのステージは、グルーブがあふれたものに。

2年半ぶりのライブだけに、日本で初パフォーマンスする曲も多い。気合の入ったステージを見せるiKONだったが、「RHYTHM TA」のDKのソロダンスでは、ネックレスが外れる一幕も見られた。

中盤には、ユニット&ソロステージが設けられた。BOBBYのソロはもちろん、「DEEP NIGHT」ではJU-NEのアコースティックギター弾き語りとBOBBYがラップで共演。キラキラ衣装で登場したSONGは、トロット「キルキパパ」で会場を盛り上げた。

アンコールでメンバーが登場すると、会場のファンが「私たちはどこにも行かないよ 永遠に一緒にいようね」というスローガンを一斉に掲げるサプライズが行われ、それを見たJU-NEは、「出ちゃった…」と涙を流す場面も。iKONとiKONIC(ファンの呼称)の絆を再確認できた温かなライブだった。

取材・文=坂本ゆかり