波瑠&間宮祥太朗がクランクアップ 波瑠のちゃめっ気ある行動で笑顔に<魔法のリノベ>
最終シーンを撮り終え、スタッフから「以上のカットを持ちまして、波瑠さん、間宮さんオールアップです!」の声が掛かると、現場からは歓声と大きな拍手が送られ、監督から花束が渡された。約3カ月間、現場を引っ張ってきた2人をねぎらうかのように、出演者、スタッフ全員が温かい拍手と声援を送った。
■「こんなに自由にやったことはない」
波瑠は「皆さん、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました! いやー、すごく楽しかったです…」と感慨深げ。そっと目頭を押さえるしぐさをするが、すぐさま「なんちゃって」と、ちゃめっ気たっぷりに笑顔を見せると、監督からは「泣いてないんかーい!」とツッコミが入り、一同爆笑で周囲に笑顔が溢れた。続けて波瑠は、「私自身、小梅を演じながらものすごく元気をもらっていました。演じていて、自分なのか小梅なのか分からないことも。アドリブを言ったり、思いっきりふざけたり…こんなに自由にやったことはないなと思いました」と撮影を振り返り、「本当にめちゃめちゃ楽しかったです! ありがとうございました!」と感謝の言葉を述べた。
■「毎日楽しく撮影させていただきました」
そして、弟に妻を奪われたバツ2のシングルファザーで、小梅と出会いリノベ営業として成長を遂げた福山玄之介を演じきった間宮は、コメントを求められると「最終日の最終日まで天候に恵まれず…(笑)。でも、なんとかぎりぎり耐えるという“瑠東組”らしい終わり方で、すごくよかったなと思いました!」と、どこかホッとした様子を見せ、「波瑠さんと皆さんのおかげで、すごくリラックスした状態で、毎日楽しく撮影させていただきました。本当にありがとうございました!」と、3カ月間を振り返った。
■9月19日(月)放送 最終回・第10話あらすじ
「私、まるふく辞めます」――小梅(波瑠)の突然の辞職宣言に、玄之介(間宮祥太朗)は大きなショックを受ける。一方で、小梅の言葉が本心ではなく、自分たちに何か隠していることに気付くが、決意を固めた小梅に、そんな玄之介の気持ちは届かない。
同じ頃、グローバルステラDホームから立ち退きを迫られていた「一休食堂」の店主・剛志(大友康平)は、妻・倭子(中島ひろ子)の助言もあり、ついに店と土地の売却を考え始める。蔵之介(遠藤憲一)への恨みと野心を胸に、20年にわたり水面下で土地開発を進めてきた有川(原田泰造)は、ようやくすべてが思い通りになるとほくそ笑むが、その隣にはなぜか小梅の姿が。
小梅のあまりに不可解な行動に、急きょ集まった久保寺(金子大地)、竜之介(吉野北人)、ミコト(SUMIRE)の3人は、京子(YOU)からある情報を得て、小梅の真意を知るためのカギとなる人物に接触をはかる。その頃小梅は、有川から送られてきた一通のメールを思い出していた。